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勝ち組の素敵な老後生活のために 2

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1 2014からの上昇

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2 現在

 親しい友達からメールが来た。なんか「終わった感」があるのだという。きっと現在が人生のダウンビートの時間帯で思うように物事が進まない状態で、「お手上げ」状態なのだろうか?そういう人は現時点でツキがないので相場はしないほうが宜しい。そう思って好きな本を2冊贈った。ポールオースターとベルンハルトシュリンク。どちらもポストモダン小説のベストセラー作家だが、あまり日本では売れない。
 そもそも3年に1回ぐらい僕は電車に乗るのだが、本を読んでいる人を見た事がない。全員スマホを見ている。ということは勝ち組になるには電車で本を読むような稀な行動をしているかどうか、それが見分けの容易な判別法である。人と同じことをしているようでは相場でまず大きく勝てる見込みはないのだね。
 もう10年以上も真面目にグラフや場帳を書いて相場の練習をしている人だと思うが、自分のイメージのような玉操作がきっと出来ていないのだろうと思う。相場の上達はなかなか一人では進まなし、取ったり取られたりしながら結局は大きく利食いが出来ないと「本当にこれで良いのか?」と全員が自分の方法論を疑う。
 でも僕に言わせると、それは方法論の仕組みの問題ではなくて、方法論の個人的な実行段階での動作に問題があるので儲からないのだ。高下の予想なんてどうでも良い。どうせ半分は当たらないのだからその都度修正すれば良いだけだ。それが証拠に、同一銘柄を同じ時間帯で売買して、片方は利益、片方が損になることがよく起きるからである。それは平たく言えば、売買動作の巧拙=上手い下手ということだ。同じ材料とレシピでカレーを作っても、上手い人と下手な人がいれば、味は全く異なるのと同じだ。同じレシピを見ても、素材のカットや水加減、火加減、道具(包丁、鍋や釜)で味は全く変わる。つまり上手い下手とはそういうことだ。下手な人の作ったカレーはマズいに決まってる。自分で食うのも嫌になる。相場ではそういうことばかりが起きているという自覚がない人が大半だ。

 空売り通信でもブログでも僕の固定銘柄の半年ぐらいの売買譜を乗せると参考になると思うが、生徒は同じようには出来ない。100人どころか1000人いても同じようなレベルで操作が出来る人は全くいない。資金量、感覚、道具、分割の癖などそもそも前提が全く異なるから同じように出来る訳が無いのだ。でもコツコツ基礎をやればそのうちその人なりになんとかなるもので、その人なりになんとかなる(最終的に利食いで「生活が出来る」程度には儲かる)には10年ぐらいはかかるよと経験的には思う。僕が10年というのだから、普通の人はその2倍はかかると思ったほうが良い。専業で1日18時間も道具を整備することが出来る人は市場参加者の0.1%もいないだろうからだ。

 不調なときは、一旦相場を離れると良い。建玉は一旦ゼロにする。悪い過去を引きずらないのが大事だね。
気持ちを平静にするには○が一番だ。損切りするともうそれ以上は金は減らない。そう思えば次に進む時に無駄なハンディーや補正に必要がない。損切りが大事な理由はそれである。ただし下手な人ほど有効な損切りが出来ないものだ。だからいつまでも下手のままなのだね。

 一旦○にしてさてどうするか?
人生の後退戦を戦っているのだから、ご機嫌な気分でウハウハ儲けるのが目的だ。ゆっくりと何億かは取りたい。
世間は年金不足2000万問題で、貯蓄不足を投資でなんとかしろというムードが満載。それで銀行や証券会社がやるセミナーは満席で入れないぐらいの盛況だ。彼らはなけなしの退職金の貯金を下ろして株を買う。NISAなら無税だと言って騙される。どうせ買った全員が損になるのに無税も糞もあるものか?とは能天気だから考えないのね。そして胴が推奨したものを買わされる。だって最初は現物口座なんだから買い玉しか持っていない。これらを全員殺して金を頂戴するのがマジ相場師のお仕事だ。

 今なら鴨ネギちゃんたちは5Gとか自動運転とか不動産リートとNY新高値とか適当なテーマを刷りこまれて高値を買うのだ。つまりまさに鴨ネギちゃん状態なんだから彼らの逆を素直にすれば良い。ソフトバンクとトヨタやスバルや住友不動産とNYでSP500を分割で空売りすれば良いのである。そのうちほどなく下がる。
 東京やドイツはもう先に下がり始めている。ついに4-6月期のメルセデス決算は赤字化した。来年はトヨタも同類になるさ。8月以降はトランプ関税と数量規制と円高が待っている。作り過ぎなんだから不景気になるに決まってる。もう売れないのね。

不調は人は1306の終値の折れ線グラフを2012年から(出来れば2007年から)書いて見ればよい。天から底、底から上げに移るうねりの周期がすぐにわかる。変動値幅と変動周期は、日本株式の時価総額自体が大きく動く時に連動して主力株(時価総額上位30銘柄など)が動くのだから、直近では1200から1700のゾーンが狙い目である。
一段下げは既に18年1月の1911から12月の1443まで463P下げた。そこから少し戻して19年4月の1633が戻り天井でダレ始めている。次は半年から8ヶ月で1200までの下落が期待できる。ここをゆっくりと売りで取るのが僕の「空売り通信」の主旨である。

 グラフ1 は2014年から15年への上昇である。値幅で550円を8ヶ月で上げている。今回は同じ値幅部分を5ヶ月ぐらいで下げると見ている。上昇より必ず時間は短い。すでに崩れ始めているので今年のクリスマスぐらいが1200ポイント割れで一旦はコツンかぐらいに見ている。グラフ2 のピンクのポイントに向けて今後は下落するんんじゃないのか?と期待している。さてどうなるのかお楽しみですわ。


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