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孫はカワイイ!
空売り通信の読者は知っていると思うが、3ヶ月ぐらい前から僕は 売り専から、少し現物買いのロングをうねりに加えている。(資金比は無論まだ微々たるものだが、、)
5-6月の安値を10銘柄ほど分割で突っ込みを買って、1-2週以内の戻りを外した。すべて33回実行して100%利食いで終わっているが、利幅はない。こんな場所で利幅を狙うというような張り方をするのは、ド下手を通り越して文字通りの狂人である。戻りっこないのは場帳や折れ線を見ていれば300%わかることだから、新値で2-3本でも5本でも戻れば外すのが自然な操作である。上手な人は最初から無駄なことはしないのである。
きちんとプロ用の道具を整備して(場帳、玉帳、グラフ)いれば、出るべき場所や外す場所がおのずと自然に分かる。もうほとんど曲がることが無くなる。100回やって98とか99とか当たるようになる。そうなるまで1000本ノックを飽きるまでやることだ。
ホウセンさんという変なお坊さんが1年前から相場にハマっているので少し教えた。
相場が全く巧く行かないひとは彼のサイトの僕とのやり取りを1年分読んでみたらよい。自分と彼とがどこが異なるか?というのが上達への答えである。
変動感覚と売買技術=相場とはこれに尽きる。
道具と資料を揃えて1000本ノックをやれ、50年グラフを1000枚書け、折れ線は100本書け、場帳は150枚書け、それを10年まずやれ。やれば俺ぐらいのレベルになると教えている。つべこべ言うな、金が要るならまずやれという事だ。馬鹿なやつほど質問が多い。そういう態度を改めろ。馬鹿を早く直せ。悪い頭で考えても金にならないから俺の所に来たんだろ?(アホの自覚がないアホということ。)黙って俺の言ったことだけまずやれ。それが一番早いから、、。
真面目な人のようで、リズムの反射売買をずっとやっているようで、400回ぐらいはこなしているようだ。感覚の基礎的な部分が身体が覚えて来たということだろう。
ど素人が無茶苦茶やれば400回もやる前に100%オケラになるのだが、彼は資金が少しずつ増加している。つまり損小利大が400回という反復の中で実現し出したということである。驚くべき上達の早さだなあと関心している。
正しい練習法ならおのずとちゃんと形になるのだね。
998405の月足グラフを長期間書いている人は気がつくと思うが、今週末でTOPIXの年足はあと17円下がると「陰転」する。
つまり19年になって以降、すべての人の買い玉が現在ほとんど水浸し状態にある(評価損状態にある)ということである。ここまではよほど下手で高値を買っていない限りは投げていない人でも、ここから先は突っ込みの安値を買っていても平均すれば常に評価損になっていく。下げれば下げるほど投げが増える場面の到来と言える。
売り手とすれば、ニヤニヤしながら、ネックラインを割れば順張りで売り乗せる。売れば売るほど利益率が高まる、利伸ばしの局面がやってくる。
18年12月26日安値を切ってから(ネックラインを過ぎてから)本当の下げ相場が始まるのだね。利食いで手仕舞したら倍量乗せて更に売れということである。