対岸は小田急山のホテル
こういう道が12キロ続きます。上原ひろみを聞きながらずんずん歩く。
今日はちょっとだけ遠出して、芦ノ湖西岸の遊歩道を3時間ほど歩いた。芦ノ湖は熱海のお隣だが、列記とした神奈川県である。自宅から芦ノ湖遊覧船乗り場まで、上りで14キロだから、25分ぐらいで到着する。僕は随分と恵まれた場所に住んでいるということになるんだなあといつも思う。観光地に行くのに渋滞もない。10時に出て10時半に歩き始めて2時に戻れたから、休憩も入れて4時間ほど芦ノ湖にいたことになる。3時半には自宅の温泉に浸かっているのだから、渋滞とは無縁で遊べる。
連休も最終日だから、さすがに混雑はしていないが、それでも遊覧船乗り場の駐車場は満車だ。箱根は大湧谷が噴火して警戒レベルが上がっていたのが収まったせいか少しづつお客さんも戻っているのだろう。芦ノ湖はカルデラに水がたまってできた湖だから、本来は魚はいなかったらしいが、明治時代に放流して現在は23種もの魚がいるそうだ。カルデラ爆発というのは火山性爆発でも最も大規模で危険な大爆発ということで、数万年前とはいえ、周囲は総て焼き尽くされて何も残っていなかったはずであるが、現在は緑で覆われている。次に爆発する時もそうなるんのだろうか?
箱根は1930年に伊豆北部地震という大規模な被害に見舞われて、芦ノ湖の周囲も広範な崖崩れで人的被害が大きかったと立て札に書いてあった。
西岸の遊歩道は、起伏はあまり無いので誰でも気楽に歩けるが、この時期は蛇が出るので足下に注意が必要で、踏んだら噛まれるかもしれない。青大将とマムシが多いと思う。今日も2匹ほどシッポを見た。
遊覧船乗り場から、湖岸を5キロほど歩いて往復したが、静かで良い散歩だった。