猫の今年最後の与太話をしよう。
今年の後半で僕のサイトに来ていた人のおよそ2割ほどが現時点で大きな怪我をして、すでに消えた、死んだまたは相場の継続が難しくなっていると思う。9月8日の目先底から11月9日前後まで日本株は圧倒的な爆上げとなって、多くの弱気を殺している。オシレーター系指標(代表はRSIのような循環系指標)によって投資判断をしているような人で、とくに「常の相場には向かえ」という平時の常勝群が先物を売ったり空売りを仕掛けて死んだ。もうそれこそコテンパンにオケラである。クソ忙しい年末に電車がもうこれ以上止まらんと良いなと思う。(笑)
彼らはまあそこそこのベテランで、きっと大半が安月給のリーマンだが、自分の月給ぐらいは空売りで取っているような慣れた売り手の人が多かったから、僕のサイトに1ヶ月に数回来るような人が大半で、投資暦も20-30年あるような人(つまり50代から70代)が多かったと思う。
そういう普段の弱相場、保合い相場では、毎月順調に飲み代を相場で稼いでいた人たちが今年後半は大きく足を出して、相場の継続が出来ない状態になっている。彼らを殺したのは、無論、証券自己と外人と一部の個人(オレとベトナムさんとか)である。この短期間でなんと5兆円を外人と自己で買ったのだから、弱気は既に全員死亡という惨憺たる状態である。一方、おっかなびっくりそろそろと買っていた気迷いの強気も、あまり相場上昇の波には乗れていない人が多いのかもしれない。
僕は4月にベトナムさんに少し(きっと4週ほど)遅れて4100の試しを1枚買ったが、マズい事に下手だから一番安値を買ってしまい繋いだ玉の買い戻しが出来なかったという操作の遅れ=小さなミスだ、で劇的にポジション構築を一気に行った。つまり4100のたった1枚の買い遅れを経験することで、買いに大きく出動した。4100も無論利食いだが、ミスはミスなのだ。そのミスを経験として一気にポジションを50枚ほど2週で作った。結果的にはきれいに金融株の目先底(異銘柄の出遅れを拾う)を掬ったことに結果的になった。それ以来、もう毎週クルクルだけしていると現金と評価益がどんどん増える。勝手に金が増えて行くから。きっと来年の5月ぐらいまで順調なら資金は倍加するだろうと思う。これはいつかきた道だから、手に取るように2003-2005年頃の感じが再現されている。
とは行っても資金量のたかだが1/10程度なのだが、それでも半年以上は丸で休んでいたのだから、一気に強気に傾いて夏に向けての金融株、造船株の押し目を拾った。コードは公開している通りである。
上げたグラフは8411 みずほの月足であるが、N字型のうねりの上昇をこれから始める直前だと感じるから(当たらんかもしれんよ 爆)新生銀、オリコ、光世証券、野村とともに来年の僕の主力になっている。現物の根玉と押し目の買い乗せをずっと目先の高値=赤いマーカーの先端の340円ぐらいまで、クルクルすることが目先の相場の操作と多分なるだろうと思う。
なんでそういうことが「わかるのか?」というのは、「わかる」のではなくて「やっているとそういうふうに玉を動かすのが自然な感じがする」からだ。これはちょと高級な学術用語で言う所の「感覚所与」というものであって、僕の考えでも意識でも意見でもない。むしろ僕の無意識の動作から誘導される身体的な動作の結論なのである。そういう身体的に無意識の玉操作がいつの間にか出来るようになるまで「基礎をやれ」というのが古の相場師としてのアマチュアへの助言である。
今時、AIが発達して1秒間に数千、数万のオーダーを機械が行うような相場で、オシレーターなんて使ったら餌食になるに決ってらあ。だからもっと古く酒田の逆張りのほうが有効なのだな。まあ中源線の順張りでも同じだが、どうせなら逆のがカッコいいだろ?
12月は安く始まった8411だが、すでに切り返し始めている。年末新年相場は銀行株の爆上げが華となるかもしれない。イエレンは最後のギフトで利上げをした。コングが大きく鳴ったような気がする。(爆)インフレがやってくるから、インフレ資産を買え。みずほの配当利回りが1%を切るまで買ったら話すな(下手な人は動かすなということ)。資金は3年で5倍にはなるよ。