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Channel: 猫次郎のなんたらかんたら書き放題
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春が来た、若者も来た

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昨日は若者が来た。ヘイさんとこしあんさん。30代後半と20代後半だから、僕の長男とまだその10歳ほど下の人がやってきた。僕が63だから1世代彼らは年下ということになるが、相場をしているという意味では同じ世界で「金の分捕り合い」を日夜しているわけだ。資金量、道具、感覚、技術、時間、経験と僕のほうが圧倒的に有利だから何を教えても僕の生きている間に立場が逆転するのはほぼ不可能だと思う。(現実だからしかたないね、、)でもあと20年したらわからない。彼らがすごく化けるかもしれないし、僕はとっくに墓の下だろう。だから伝えて伝えられる部分は惜しみなく伝える。そういう主義なのである。若い人が真剣に這い上がるのを見ているのは好きなほうだ。

 練習用の玉帳を彼らに公開している。1月にセミナーでは昨年のを22名に公開している。その続きだ。

1月から昨日までの仕切りの回数は 168回。利食い合計で1088935円。その内で損切りは5回12200円だった。損切りの頻度割合は2.9%、損の金額比率は1.12%だった。まあ出ればほぼ全部が利食いなのだから、常に金が増えている状態だ。仕掛けは発注ミス(空売りを寝ぼけて空買いした)意外は、売りでしか入っていない。戻りの上げ相場でもほぼ100%利食いで落ちるということは、予想の重要性は大した問題ではないというのを新人たちは確認したことになる。

 細かい技法的なことは、ちゃんと自分で道具を揃えて地味な基礎の分割をしているとそのうち体得するだろうと思うが、時間はすごくかかるので、目先の下げ相場の具体的な対処法を細かく教えている。
 1 つたいの陰線の取り方 
 2 反発後の被せの陰線の取り方  である。1は馬鹿でも取れるが2は少し難しい、というか慣れまで時間が少しかかる。でもやればすぐにモノになって金になる。

金になるということは、本気で仕事としての相場を「やる気」になる。若い人が本気でやる気になるには、金の成果というのが「目に見えてはっきり分かる」必要がある。つまり大金が生む生活の差異化ということである。

 例えば金があると高級なドイツ車に何台でも乗れる、金があると温泉かけ流しの豪華マンションに住む事もできる。投資用に買って貸すことも出来る。20万円の万年筆を何本も買って使い分ける。500万とか800万とかする変な金時計を買ってチャラチャラしても誰も困らない。

金があると労働する必要が全くないので時間がいくらでもあって好きなことが出来る、金があると欲しいものは全て買ってしまって金の使い道がもうない。だから金を稼いでもつまらない、甲斐があまりない。したがってガツガツする必要がないので、相場の張り方が優雅になる。とか好きなことがこうして言える。
だからそうなりたかったら、俺より上手くなる必要があるということを伝えた。
一番きつく言ったのは「全ての売買を2週間以内に仕切れ」という具体策である。逆張りするんだから、それだけ出来れば億なんて楽勝である。それが出来る人は1000人に1人もいないからである。

さて何年待ったら、ヘイさんとこしあんさんが出来るようになるだろうか?

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