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クルッと前場1回転で62,775の利食い。まだ相場は崩れそうで崩れない。今月はまだ月足陽線なので利食いも伸びない。ここまで16日間で利食い計が72万ほどだから、先月の4分の一だ。まあ指数は戻っているんだからそんなもんだろうねと思う。別段小銭しか取れんでも困らんので適当にクルクル準備体操をやっている感じ。
さて物色の対象としては私見だが業種的に日本のIT産業は全部負け組でそのうちボロボロで倒産続出になると思うので、空売りの対象としては最適だというのが持論だ。
ソフトバンクを筆頭にいくらでも売れば金になると思う。相場的に見れば、一番この10年で化けたものが、次の5年で地獄に堕ちるのは2000年の相場を見ているとわかる。長期の(30年以上の長さの)月足グラフを書いている人には簡単にわかることだが、手書きでないとわからないのだ。だからわかる人の数は凄く少ない。僕が通信で毎月150以上の銘柄を「空売り」に適していると指摘しているのは、自分で手書きするとよくわかるでしょ?という意味である。この「わかる」というのは、個人的に感覚的に同意できるという意味である。個人の感覚なのだから、自分で書かないと分かりっこないのは当然だ。猫がそう言っているのだからそれに乗るかというのを「提灯」と言って、猫の餌になる。(爆)なぜなら売り方までは絶対に真似できないからである。売買譜の内容が天地ほども異なるからである。
あの時もナスダックが上げて、暴落してという行って来いになったが、5000円ぐらいしていたNECや富士通は300円以下に暴落したのだ。同じことが現在起きている。2193 クックパッドは3000円が300円、ぐるなびも3000円が600円だ。どちらも空売には最適で、ウハウハ儲かるのでドンドンと戻れば売るという感じ。この種のマイナーなWEBサービスから始まってヤフーや楽天も駄目だろうから売りだ。世界一のプラットフォーム以外は全部が負け組になるのは確実なのだから、戻れば売れば良い。サイバーエージェントとかソフトバンクとかmixiとかラインなど、どう考えてもマイナーだからそのうち消えてなくなるのは確実だから全て「空売り」すれば大儲けである。
開発に1兆円単位の開発費を投入できる企業しかWEBやITの世界では生き残れない。日本にはそういう起業はゼロだから、結論は全部売れば良いのである。時間の問題で倒産する、消えてなくなるのは必至だから。ゾゾやメルカリなんて良い例で、飽きれば誰も使わないだろうと思う。
「現物」がないのは駄目なのだ。ユニクロが強いのは自社で製品を全て企画製造調達して販売までのサプライチャーンを確立しているから、仮にアメリカで関税がかかっても消えてなくなることはない。調達先と販売先を少しつづ変化させれば展開が可能だ。その点が自動車と較べて自由度が高いしリスクが少ない。部品点数が少ないということはチェーンはシンプルだ。
黒田が日銀総裁になる前は日銀の株式保有は2兆円だった。現在は26兆円である。
緩和を終えて正常化するには、この差額24兆を市場で売る以外に方法は無い。買手のいない市場で24兆売ったらどうなるか?市場そのものが蒸発してしまうだろ?つまり日本の市場が無くなるよ。買手がないのだから仕方が無いじゃないか。だから日銀が売る前に僕らは売っておかないと美味しくないのだね。だって市場はそのうち蒸発するんだからさあ。資本主義の終わりって事でしょ?そういう変化がやってくるのを「大祓」って言うんだよ。
5210(山村ガラス)という低位株がある。併合で1370円だが、併合前は137円だ。10年来安値で金曜を終えていた。純資産は5000円以上あるが解散価値の3分の一でも配当利回りが3%以上でも下げ止まらない。日本株とは現在はそういうものなのだ。