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来年はついに年金の年になる

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61歳になった。誕生日が昨年は高値でそれからずっとサゲッパで半値以下になったものが多数の日本株。今日も8604は安値更新ですね。

 なんか1552は吹き上げるし、売ってるものはみんな利食いで落ちるし、目を瞑っていても金が向こうからやってくるんで、少し地味に使い道を考えないとマズいねと思う。
古くて安い2006-8年のAUDI S8のランボルギーニエンジンのV!0を買おうかなあと迷っているのねワングリルのカッケーですね。
400万ぐらいで良い玉があるのよ。280キロは出る(リミッターオフにして)。

あとはクリスバングルの最後のBMW750か760LIも売れていないから良いかね?人気がないから乗っている人がいません。12発ツインターボ560PSッてお化けよねえ。どこで乗れっていうのかしら?

忙しい都会で生活していると古い話やニューズはすぐに忘れてしまう。まるでそんな事が無かったようにあっけらかんと総てが高速で過ぎていく。例えば5年前の震災でメルトダウンした福一は現在もどんどん汚染をまき散らしているが、みんな無視しているのか忘れようとしているのか、でも被爆はドンドン進んで、食物連鎖による内部被爆で今後どれぐらいの規模の人的被害になるのかさえ専門家さえ予想できない。一度は除染された場所も再度また雨や河川から再汚染されて高い放射線が蓄積されている場所が激増して、現在東京湾など福島沖と変わらないほどの放射線量の死の海に変わっているから、江戸前の魚なんて食べれば即座に内部被爆を引き起こす。でもどこもそんな事は報道しない。あと40年もきっとそんな状態がずっと続くのだからもしかしたら日本人は滅亡しているかもしれない。
 年寄りはもう寿命が短いからどうでも良いが、若者や子供はそうはいかない。でもそんな話は新聞にもテレビにもあまり話題に登らないのは、不安によるパニックを政府が恐れているからで、汚染被爆によるガンの発生で何万、何十万という人が静かに今後死んでもパニックが起きるよりはマシだと考えいいる証拠だろうと思う。明らかにしたら政権が持たないから、報道規制をしているということだろう。左翼のマスコミが飛ばされる人事が続いたのはそういう理由だろうとよほど鈍くなければ誰でもが勘ぐるだろう。
知事が経費や政治資金をネコババしたとか、芸能人が不倫したとか下世話などうでも良いニュースがわざと大きく話題になって、本当に大事で一般人の生命や財産に決定的に影響するようなニューズファクターはみんな嘘の報道かガセネタで騙すというのが日本のマスコミや政体の基本姿勢だから、こちらはなんとか外側からひどく騙されないように注意する以外に方法が無いという事になる。まあ人間は必ず死ぬのだから50歳を過ぎたら覚悟をしておくほうが良いと思うし、運良く健康で生きているとすれば健康寿命の残り時間を好きな事だけをして生きるのが良いと僕は思う。この好き嫌いというのは個人的な事だから、何でも宜しい。仕事が好きなら死ぬまで働くのが良いだろうし、遊びが好きなら全財産をつぎ込んで遊び倒すぐらいが望ましいと思うが、いかんせん欲望というのは年寄りになると段段と薄くなる、少なくなるようだ。飯は1日3回しか食えないし(5回食っても良いがきっと食い過ぎで、病気になる)、身体は一つしかないから何を買う、使うにしても1つづつしか一度には使用できない。だからいろいろあっても邪魔になる事が多い。

経験では車にしてもせいぜい3-4台しか使用できないと思った。しばらく忘れてエンジンを数ヶ月もかけないとバッテリーが上がって動かないということになる。4台持っていた時はそんなことが何度も起きて面倒でしかたが無かった。会社が儲かったから経費で高い外車をドンドン買って乗っていたが身体は一つだからどうしてもあまり乗らないのが出てくる。そういうのはたまにしか乗らんから調子があまり良くないものだ。欲望は所詮、身体性を離れては持続しないという事である。だから欲望は限りがあって他愛ないものであるから、適当につき合って楽しく過ごすのが宜しいと思う。

 大都市と熱海以外で安全で楽しい暮らしが出来る場所?という事で、原発から離れていて津波が来ない場所を探していると候補は  1 京都  2 和歌山の海岸線以外(標高100Mぐらい)3金沢の海岸線以外  4 別府か内陸(湯布院とか)の温泉 5沖縄かハワイかアジアのビーチの海岸線以外ぐらいが候補になる。雪が降らないで冬に暖かいほうが老人には住みやすい。そして医療期間がちゃんとあることだ。離島とか不便な場所はすぐに死ぬと思う。飯を考えると海外はやはり落ちる。

食う、寝る、遊ぶが僕のメインのお仕事だから、一番目にハンデがあると不便だろうと思う。京都の左京区は実に魅力的で中古のフラットをいろいろWEBで探しているのだが、物件数はあまり多くないようだ。立命館や京大の付近は暮らしやすそうな感じがする。
仮に福井県の原発銀座が弾けると琵琶湖が汚染されて京都も大阪も水がアウトになるだろうが、地震と津波が中部の日本海側で起きればあり得るケースだね。

晴耕雨読

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逆鞘発生のvixと原油


 梅雨入りでお天気が悪いので、ハイキングとか散歩をする気がしない。熱海の山はすぐに霧が出るから昼でも視界が悪いので、カーブの多い道を歩いていると車にひっかけられるリスクは大きいと思うのでこういう時は大人しくしている。だから1日3回も風呂に入るが、頭と身体と心がトロトロになって、とてもじゃないが仕事なんてする気にはならん。でもオキュパイWSじゃないけど、貧富の差は1%の働かない金持ちと99%の働いても喰えない貧乏人に対する怒りだから、きっとそのうち俺も焼き打ちに会うかもしれんなと自嘲気味だ。でも年寄りの猫なんて殺しても1円にもならんから、金が欲しい人は会社になんか行くのを即座に止めて相場師になったら良い。多分0.2%ぐらいの確率で億万の金は手に入るから、宝くじよりよほど実現性が高いだろうと思う。

 3000万弱の緩い空売り玉があるんだが、昨日の引けからたった2.5時間で75万の評価益が増加している。日給で150万だから、今日1日でもう今月は働く必要が無いということになる。9時半に起きてコーヒーを落として、マメを戻しておいたものを塩豚で煮て、料理を作っていたらその間に金が増える。時給で言うと20万のペースで増加している。これは先日14日の安値を下に切ったので、次のコツンは2/8の15000割れまでどこにもないという事で、ただ見ていると1000万位はストンと取れるといういつもの予定調和だろう。そうなるまでずっと戻れば売って戻りの高値でクルクルしろとずっと今年は書いている。銘柄も値段もタイミングも他人様のサイトにわざわざ解説付きで書いているから猿真似すれば馬鹿でも1000万程度の利食いにはなるんだが、誰も出来ないのはなんでだろう?
きっと馬鹿だからだろうと僕は思う。

7月は暑いのに鴨南蛮の季節ですか?

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トピの月足

まあ当たらんが目先の225の底は12500円ぐらいかね?と思う。
今年の年初の暴落は昨年11月末高値20000円ぐらいから15000まで約5000円の下落となった.日柄で3ヶ月ということだ。同時に為替が120から110まで10円円高に触れた。今回は戻り高値が17500円ぐらいだから、為替が10円高くなるとおよそ100円、5000円下げると12500円ぐらいが目先の底になるのが美しいグラフという事で日柄は5-7月の陰線で7月のどこかで目先コツンとなるのか?位が僕が感じる現在のありそうなパターンである。もっと弱気な人は年末11月ぐらまで下げ続けるという人もいる。まあ先のことはわからないので、ジグザグに動くのが毎度の事だから、どっかで突っ込みが起きれば、リターンリバーサルでそれなりには戻るんだろうが、その戻る手前の突っ込みの底が結構深いんじゃないか?という予感である。だから売り安心で少しでも戻ればドンドンと売り乗せてもみんな直ぐに利食いで落ちる。クルクル回転が効いて実に儲かる良い相場だねと思うが、強気は全員追証祭りになっているのだろう。今日も総武線がまた止まった。暴落ごとに電車は止まる。相場の損は破産が効かないので死ぬしか手が無いと思うのだろう。
 8604 野村の安値更新が今日もあった。395円だ。昨年は1000円手前まであったから半値八掛けである。ここから更に2割引きがありそうな気配だと320円になるから、まだ75円の下げ余地、陰線1月分くらいは残していることになる。ちょうど良いと言えば良い値幅なのだね。
イベントが仮に起きて(ドイツ銀の債務超過とかイギリスの離脱とか)突っ込むと、別に320どころか12年安値250ぐらいが合っても別段僕は驚かない。値は常に行き過ぎが相場であり、証券株は変動が実に激しいのが魅力である。

 買うにしても1-と売りから入って(395)、2週ぐらい見て下に来たら(350とか330で) -2と蓋をして買い増す。
(395)1- 2(340)とかから、どっちに行っても良いような丁寧な操作をしていくと上達が早いんだろうと思う。330から370まで戻ればそこでまた2-と売って 3-2で2番底を拾いに行っても良いだろう。買っても売っても、上げても下げてもどちらも取るのが相場師の本来のお仕事だから、底の緩い保合いなら玉を溜めて行けば良いだろう。

下手な人の特徴は、玉が逆行した時に固まって動けなくなる。そして極点で投げるか踏むという共通の行動特性があるのだか、そうならないようにするにはどうしたら良いのか?という方向で練習を繰り返していかないといつまで経っても当て屋で終わるということなると思う。そういう人全員を鴨と呼ぶのだね。

アホな人の逆をするのがコツなのね

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毎日眠い猫ですね。一緒にお昼寝が日課ですが、お昼寝中でも木曜日は時給30万、5時間で160万の評価益が出てますね。まだ来週、来月もゴッソリと取れそうな感じですね。


 月曜日は木曜の暴落で追証になった人の入金期限だから、この週末は金策に走っている人も結構いるんだろうと思う。自分の馬鹿さ加減のせいとはいえご苦労様なことである。家族に言えずに危ない筋の資金に手を出して、そのうち電車に飛び込むようなのがたくさん出るのが実際の相場というものである。大損をして切れちゃって八つ当たりするような「くそじじい」が日本中で多分4000人ぐらいは毎回いるんだね。こっちはウハウハで金の使い道を考えるのに苦労している位なのに、人生イロイロ大違いとキタモンダ。(爆)
俺はおばさん趣味だから、ガール用の雑誌を買ってお買い物とかお料理とかするのね、暇で金が余ってるから、、。あとは猫とお昼寝ね。

毎度の事ながら無理なレバレッジをかけて張るから大損するわけで、程度という事を知らない人から相場は退場になる。一旦まとまった資金を無くすと、可能な人でもつぎにまとまった資金を作るにはかなりの時間と労力と忍耐を要するのだから、資金管理は慎重にしないといくら金があっても足りないという事になってしまう。
 半年で半値に下がるような急落は相場ではよく起きることだから、高値で買って駄目ならなるべく傷の浅いうちに投げて逆指しするしかないのだが、馬鹿な人は半端に下げた所をナンピン買い増して更に傷を深くしてしまうのだ。盗人に追い銭を地で行くくらいに滑稽なことをド下手なアマチュアは平気でするから恐れ入る。(爆)ナンピンと逆張りを勘違いしてそういうひどい状態が起きるのだが、下手で感覚はないし、道具も未整備なんだから最初から「鴨丸出し」で胴の餌になるのがこういう人なのだ。

8604を例に取って説明しよう。半年前の11月は800円だったが現在は400円割れだ。1000万の資金で800円で当時1万株買った。50円下がったので残り資金200万で3000株買って残金はゼロだ。さらに100円下がったから650円で1万株信用で買った。この時点で現物株の担保価値は650×13000×0.6で507万だ。3倍まで建てられるから1500万が可能だから1500-650で850まで買えるから550に下がったところで15000株買った。満玉である。
 800   -10
 750   -3
 650   -10
 550   -15   -38(657)となったがこれがさらに急落して400割れとなった

必要な証拠金は650+550で1200の1/3で400万。一方現物の担保価値は400×13×0.6だと312で証拠金は88万不足する。入らないとみんな投げさせられるので400×38で1520となり1200の返済をすると320が手元に残る(金利と手数料の分更に減るが無視する)。つまり1000万の金が半年で300万と1/3に下手だと減るという事が目の前で起きているのね。
1000万の小口資金が300に減ってこれが人生の勉強代だと思って諦めるのなら安いものだろうが、ほとんどの人は相場でこれを取り戻そうとして返り討ちに合って命まで落とすという事になりやすい。

この人の全く逆を(空売りを)プロがやったとしよう。  (こんなド下手でひどい分割はプロはしないけどね。)
800  10-
750   3-
650  10-
550  15-

その後 400  -38 これで400プラス105プラス250プラス225 1000の証拠金で 980万(手数料は省く)も儲かったことになる。
上げは買いで下げは売りで取るのが相場なんだから、逆をやれば損になるのは当然で、胴はこういう人の玉をみんな飲んで市場に通さないで食っているのだが、みんな知っていて知らんぷりをしているんだよ?

差異化した習慣

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「湘南スタイル」という雑誌があるのを初めて知った。その別冊で「湘南ローカル食堂」という『味で勝負のB級グルメ』という本をTSUTAYAの湘南Tサイトというおしゃれな本屋で見つけて、先週の日曜に買って夕飯は「天丼ころも」という平塚の天丼専門店に行ってみたのだ。0463-34-8960
 店主が天丼が好きで好きでたまらず、蕎麦屋で修行して5年前に店を出したという話で、毎日まかないで自分の天丼を食べても飽きないというほど天丼好きが店をやっている。だから吉原大門の「土手の伊勢屋」の話で盛り上がったが、あの店はまだ70年ほどの歴史らしい。店主も30回も通いつめたというからよほど好きなんだろう。天丼は浅草が有名だが、大黒屋はマズいという意見の一致を見た。客が多すぎて、揚げたてを出せないという状態なんだそうだ。天ぷらというのは日本料理の中でも一番難しい料理だということで、一番に「温度管理」が思うようにいかないのだそうだ。鍋の胡麻油にエビを何本入れるか?が勝負ということで入れすぎると低くてカラッといかないし、高いと焦げてしまう。だからランチのように短い時間で大量の客が来ると旨いものが出来ない。直径60センチのネベで3名以上のネタを同時に揚げるとロクなことにはならんそうだ。だが暇だと商売にならない。事実日曜の夜7時に客は俺だけだった。きっと食えないのだろうと思う。それでも好きな事をして生きていけるのは幸福なんだろうから、少し疲れた顔をしているもの良いねと思った。

 湘南でサーフィンやダイビングやヨットやボートをしながら海を見て自分の好きな事を仕事にして静かに遊んで暮らすというような「あまり働かない緩い暮らし」が少数だろうが成り立っているのだと思う。農業と漁業、喫茶店やサーフショップやレストランや民宿などサービス業が多いようだが、都市の中心の忙しい資本主義の生活から離れて、辺境や周辺で自分の好きな事、出来る事の範囲でゆっくりと楽しんで人生を謳歌するという個人の豊かな時間の使い方を出来る人が数は少ないがここでは生まれているということだろう。
旨い飲食店でも、ミシュランの星がつくような方向の価値観とは少し異なるのだが、同じカレーでもその人、その店なりの旨いという解釈が多様性に満ちているので面白い。僕はもう35年ぐらい前からチェーン店というのはよほど生命の危機に陥るような時以外には絶対に入らない。(デニーズとかMacとか吉野家とか本部がメニューを決めるセントラルキッチンの業態)天丼なら 天やという店があるが、ここは自動のフライヤーがあって、油温管理された油槽にエビが一定時間潜って天ぷらとなって、800円ぐらいの天丼になる。まあほとんどいつ食べても同じ味になっているから「標準化」はされているのだが「すごく旨い」ということが無い。まあ無難だという以外に感想が無い味である。
 資本主義の特性は「差異化」である(ディファレンシエイト)。だから同化を徹底して嫌わないと特殊な個人的な感覚は生まれない。だから自分のする労働や消費活動(衣食住、文学と生殖や性と遊び)は異化することが、僕の場合の目的だから、人と全く異なることがしたいという事になるのだろう。差異化した選択は差異化した感覚を生んで、差異化した結果となる。それが差異化した行動となる、ただそれだけの事なのだろう。どこにも無理がない。ただそれを実行するかどうかだけの差異であるのだろうと思う。

 酒田の逆張りっていう建て玉法は、世界でもっとも差異化された方法論の一つなのだと思うから有効なのだろう。だからまずは道具だね。

クルクルとバイカイ

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メタボリック対策になるのかどうか?

 喰っちゃ寝と温泉の極楽三昧をしていると良い事ばかりは起こらない。そうタバコを止めちゃったせいで、どんどん肥ってメタボになってしまった。50歳までは体重が52キロ(身長は172)だったのが、胃潰瘍が治って、虫歯を直してインプラント4本入れて、自炊してタバコを止めたら10年でなんと67キロまで増量した。パンツのウエストが入らない。それで通販の餌食になって、スレンダートーンという腹筋用のマッサージベルトをジョークで買った見た。特売で2万円だそうだ。これで痩せれば世話はないが、ウエスト91センチ(ヘソ回り、以前は73だった)から、1ヶ月でどれぐらい減るか試してみる。

 つけた感じはジワージワーという感じ。なんかくすぐったいがこれで効くのかね?

今日もクルクルとバイカイを後場寄りに振って、都合11万弱の利食いで、更に売り増した。3手5手のいつもの動きだから3手逆行を素直に売れば良いと思う。おそらく1ヶ月以内で2/8安値トライになるだろう。イベント通過すればどっちでも同じだろうと思う。それが今年の一番底となるつもり。
下値は225で今年の第三四半期(7-9月のどこかで)12500円程度はあるか?と思って売っている。コア30が止まらないし戻らない。外人売りに歯止めがかかるのはやはりそれなりの値ごろが必要だろうと思う。

 黄金分割比やフィボナッチ級数からは上記のような大まかな予測が妥当かねえと思うが、、。

仕事上手は売り上手

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素敵な暮らしの教科書は「婦人雑誌」ですよ。

加齢と健康と仕事に関して普段考えることがある。人並みに生きて死んだらそれで良いと普段からは思っているし、父親の寿命を越えたからここからはもう僕の個人のボーナスの時間だと思うから、特段な健康法なんて考えていない。今まで通り、本能の命ずるままに「快適で好きな事だけをして暮らす」以外に具体的な方法は無い。あえて趣味を加えて書けば「マジな人を小馬鹿にしてヒラヒラ豪華に優雅に自分の個人的な快楽だけのために生きる、相場では鴨をたくさん殺す」ぐらいしか具体的な悪趣味はない。思想信条の自由があるから僕は非常識な事だけ書いて大衆を挑発する。「全員が幸福になるなんて事はあり得ない。善し悪しは別問題として現実はごく少数の成功と大多数の失敗の集合が社会というものを形成している。」という事実は今後もますます強まると思う。こういう事を40歳になる前に僕は考えいてた。きっと病気をしていたからだろう。

 日本人の死因の3大要因は、ガンと循環器(血液と呼吸)障害と自殺である。普通に生きてもたぶんこのどれかで(僕の場合は前者の2つで)死ぬのだろうが、その時期の早い遅いの問題である。先週は6歳年下の友人が乳ガンで全摘手術となったが、55歳で独身で女社長のお金持ちである。子供はいないが、店を6つ持っていて、社員25名のバリバリの金持ち女社長だ。旦那が5年前にガンで死んでいる。いくら金があって、社会的に偉くてもこういうケースは遺産処理にも困るから、弁護士から手術前に遺書を書けと指示されたという。現金だけなら簡単だが(それでも数億ならいろいろ問題が起きるだろう)、店舗や不動産、利権が絡むと複雑な作業になるから、肉親が誰かいないと事業の大半は空中分解してしばらくしてダメになることがほとんどだ。いくら仕事に生きると張り切ってみても、死んで墓に入れば仕事にはならん。だから普段から良く考えて仕事をしたほうが良いと思う。

 死因がこの3つだとすると、死因の直接の動因は免疫力の低下による発病であると思う。つまり免疫に悪い生活習慣をしているから3つを発病して死ぬという事だ。ガンも循環器障害も自殺も強い免疫力があれば事前に回避される。生きているということは毎回、毎日、免疫力によって起きた障害を克服しているからという結果に過ぎない。免疫を下がるものの最大はストレスだ。ストレスのある事を避ければ良いという事である。仕事や人間関係なんて自分で選んでしている事なのだからどうとでもなる。棄てれば良いだけの事というケースが大半だから、僕は会社が面倒になったら売ってしまった。アースッキリという感じで、それから4年でその会社は倒産している。ザマーミロと思うね。商売でも相場でもそうだが、良い時(高値)がずっと続くことは無いのだから、安値で買って高値を売る以外(あるいはその逆)に美味しい商売なんて無い。戦線を拡大するのは容易だが撤退戦を戦うのはその10倍難しい。だから戦線が最大に拡大した時に売って逃げれば良いのだが、実際は出来ない人がほとんどだ。そうできるかどうかだけの能力の問題であると思う。仕事の能力のある人は総じて「売り上手」なんだろうと思う。

 だから日常では免疫を上げることだけを注意したらよい。同時に免疫を下げる事を回避したら良いという単純な結論だ。免疫とは体温である。低体温だと免疫がぐっと下がる。体温が1度上がると免疫は30ー40%も上昇するから死ににくいし病気になりにくい。だから保温すれば良いということだ。薄着はダメだし、冷たい飲み物もダメだし、風呂を省いてシャワーで済ますと早死にするという事である。運動不足も体温と筋力が落ちてすぐに死ぬ。寒い所に済むのは不利だということで、南のほうが有利だろう。
嫌な事をしなければならない人はストレスフルだからすぎに死ぬ。社長業は早死にが多いが、特にマジな人が早く死ぬ。舛添とか石原とかイイカゲンで傲慢なタイプはなかなか死なない。(爆)嫌いな事をしないからだろうと思う。

 さて今日もまた売った。
昨日利食いした 5631を乗せた。  5631   476  2-  戻り売り
ついでに新値の            4043   301  1-   乗せ  となった。

3-5手の反復が続く。しばらくは戻れば常に売りだと思う。

お気楽が良いよね

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大学のグローバル化が日本を滅ぼす

今年度の『大学ランキング』の「グローバル化」の項目を執筆した。
こんな挑発的な文章を載せてくれた『大学ランキング』の小林さんの剛胆にまず感謝したい。でも、ここに書かれていることは、全大学人の70%くらいは支持してくれると思う。

日本の大学の価値がグローバル化の進度によって決められようとしていますが、これはすでに相当数の現場の教員が実感しているとおり、大学教育の空洞化をもたらすものです。グローバル化の指標は、①留学生派遣数、②外国人留学生受け入れ数、③外国人教員数、④英語による授業数、⑤海外提携校数、⑥TOEFL目標スコアなどすべて数値的に示されるものです。これを足し算すれば、電卓一つで日本中の750大学が「グローバル度進捗ランキング」で1位から750位まで格付けが可能となります。グローバル化度と大学の教育研究の質の間にどのような相関があるのか、私は知りません。その間に相関関係があるという統計的根拠を文科省が開示したこともありません。にもかかわらず、この数値的に表示可能なグローバル度による大学の格付けを文科省は急いでいる。大学淘汰を加速するためです。「大学が多すぎる。もはや大学の体を成していない教育機関もあるし、不要不急の非実学を教えているところもある。そんなところに限りある教育資源を投入するのは無駄だ」という声が財界から聞こえ、メディアもそれに賛同している。「市場」の需要がない「プレイヤー」は退場するのが当然に思えるのでしょう。しかし、文科省は明治以来「国民の就学機会を増大させる」ことを最優先課題としてきた省庁です。どこに優先的に教育資源を分配するかについてのノウハウなら持っていますが、どの大学は要らないという「切り捨て」のロジックは持っていない。それはどう言いつくろっても「国民の就学機会を減少させる」ことだからです。これは文科省の設置目的そのものを否定することに等しい。それに、「学ぶ資格がないのは誰か、教える資格がない学校はどこか」という問いを突き詰めてゆけば、日本人の相当数は高等教育を受けるだけの知的な備えがないという驚愕すべき現実に直面せざるを得なくなる。それは過去数十年の文科省の教育政策が根本的に間違っていたということを認めるに等しい。
「グローバル化度」が「大学の質を表示する数値」であるという偽りの信憑を振りまくことで、「要らない大学」を淘汰することへの国民的合意をとりつけ、かつ教育行政の歴史的失敗を糊塗すること、これが「グローバル化」なるものの実相だと僕は見ています。もちろん、その結果、就学機会は減少し、国民の知的水準は低下する。官僚にもそのような暗い未来は見えているはずです。でも、他にこれまでの自分たちの失態を取り繕う施策がない。たぶん彼らも絶望的な気分で全国の大学に向かって自殺的な教育プログラムの実施を要請しているのだと思います。グローバル化によって国民の知的水準が低下するのは、全国の大学が互いに見分けがたく似てしまうからです。数値による格付けは「他の条件が全部同じ場合」にしか成立しません。つまり客観的な格付けを可能にするためには、すべての大学の教育目的や教育方法やを規格化・標準化し、その上で量的差異を検出しなければならない。比較される項の多様性・個性を消さないと定量的に精密な査定はできない。現に、日本中の大学は格付けを受け容れて、建学の理念も独特な教育方法も捨てようとしています。
 
グローバル化のスコアを上げるために「1年間の留学必須」を掲げる大学が増えています。4年間の教育のうち1年分を「アウトソーシング」する。留学先に支払った残りは大学の懐に入る。大学にすれば教育せずに授業料だけ徴収できる。キャンパスに通う学生実数が減るわけですから、人件費も設備費も消耗品も、全てのコストが25%削減できる。大学にとっては「おいしい話」です。いずれ「4年間のうち2年間の留学必須」を言い出す大学が出て来てもおかしくない。そして、そのときになってはじめて人々は「それならいっそ『4年間留学必須』にすればいい。そうすれば大学業務は留学手続きの代行だけになるから、PC1台バイト2人くらいで全業務が回せる。もう教員もキャンパスも要らない」ということに気がつくはずです。そして、その「何もしていない大学」の「グローバル度化」がどれくらいのハイスコアになるかを知って驚愕することになるでしょう。
 
英語による授業数もグローバル化度の重要な指標ですが、日本語で最先端の高等教育が受けられる環境を100年かけて作り上げたあげくに、なぜ外国語で教育を受ける環境に戻さなければいけないのか。僕には理由がわかりません。
研究者の立場から言えば、母語で研究できることには圧倒的なアドバンテージがあります。研究上の新しいアイディアはしばしば「自分でも何を言っているのかわからない言葉が口を衝いてほとばしってくる」というかたちを取ります。これは母語でしかできない。僕は外国語では「自分がこれから何を言うのかわからないまま話し始める」という芸当はできません。そして、母語でしか「新語」を造語することはできない。それは、どれほど新しい概念でも既存の言葉の新しい用法でも、母語話者同士ではただちに意が通じるからです。外国語ではそんなことはできない。日本語話者が思いついた英語の新語が広く流布して英語のボキャブラリーに登録されるということはまず起らない。現に、「ワープロ」も「パソコン」も「エンゲージリング」も「ナイター」も英語辞書には登録されなかった。
 けれども、母語話者たちは新語・新概念を駆使して、独特の文化的創造を行うことができます。その知的な可塑性に駆動されて、知的探究が始まり、学問的なブレイクスルーが達成される。後天的に習得した外国語で知的なブレイクスルーを果すことは不可能とは言わないまでもきわめて困難です。公用語として外国語使用を強いられた旧植民地からいったい何人のノーベル賞受賞者が出たか、それを見ればわかることです。繰り返し言いますが、大学のグルーバル化は国民の知的向上にとっては自殺行為です。日本の教育を守り抜くために、「グローバル化なんかしない、助成金なんか要らない」と建学の理念を掲げ、個性的な教育方法を手放さない、胆力のある大学人が出てくることを僕は願っています。

内田樹の研究室より全文転載
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 大学かあ?実に懐かしい。もう卒業して40年が経つのねと思うが、あの頃同棲していた女子は今頃どうしているんだろうか?と余計なことまで思いつく。多分、子供と孫が生まれて元気にバーちゃんをしているのかなあと推測するが、お互いサマで時間は誰でもノーリターンだから元気で生きていれば良いなあと思う。
なんかのご縁で人はごく限られた人と人生の一時期を一緒に生活したり勉強したり仕事をしたりする。それは自分で選んでいるようだが自分ではどうにもならない運命の偶然のほうが多いんじゃないか?と実は思う。意志だの意欲だのという事は要素決定にはすごく小さな比率なんじゃないのか?と常に疑うようになったのは年を取ってからだ。一期一会なんて言葉は日本語の良い知性だねえとつくづく思うのだね。

 ニューズでは、日本人の20代の青年は世界で一番消極的でリスクを取らない(冒険しない)特徴があるそうだ。危ない事には近寄らないという部分が他の国の若者と比較して圧倒的に高いそうである。理由は、新卒一括採用で企業が雇用するという風変わりな習慣がずっともう50年ぐらい続いているせいだそうだ。「群れる」という状態が「安全」という習性に刷り込まれて、以来「冒険をしない事」が習い性になるという第二の遺伝子になってしまった。親も子も孫もリーマン以外の仕事を知らない人に比率が9割以上になったら、誰も「群れる」以外の選択枝を選べない状態になって、不機嫌なカオをして人生の一番重大な時間をずっと我慢して生きるという変った国民性となってしまったのだろう。A型の血液型が多いせいなのか「丁寧、清潔、調和、平和」を愛する良い国民性なんだが、「独創、戦闘、極端、強力、支配」なんて上から目線のO型志向は外される。中国と米国はだからO型志向が基本的には多いので、このどちらかの大国の言いなりになる犬=属国根性丸出しである。「自分が何かしたいか?」ではなく「ボスが何かしたいか?」に合わせて動く犬になるのが「お仕事」だと本気で刷りこまれてしまうんだろうと思う。まあお気楽で良いよねとは思うが、、。(爆)

リリーさんとあさきちゃんへ

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3分割でクルッとね!

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霧の伊豆山

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8306,8604の開閉を見てね!

 なんか毎週売れば儲かるようにストンと下がるね。馬鹿が目を瞑っていても売ればクルクル儲かる時間帯だと思う。みんな強気は全員シンデレラだし、笑いが止まらんねえ、毎度の事だが。
今日も80万の利食いと200万の評価益が増加している。1552がストップだし370万も買い物余りだから、月曜もストップ臭いねえと毎度有りね。
毎週、100万ずつ現金が増えてもそんなにたくさんは田舎では使う場所がない。今日はしかたがないので湯河原にお買い物に行った。霧が伊豆山は深いのよ。視界が50Mぐらいしかないので運転は慎重にデイライトをつけねいと危ない。それでも1.3万いろいろ食料を買うと重くて一人で持つのは辛い。

 なんか予想外のブリグジットで為替が100円割れたので、また電車が2-3日は止まるだろう。相場の足は破産することが出来ないので死ぬ人が多い。貧乏人が無理をすると命にかかわるので、地味に張ったほうが良いですよ。現金を5億ぐらい持っていて、1/10の5000万ぐらいで遊んでいるのが一番気軽のに儲かると思うね。


 リリーさんに電話して、8604と8306の折れ線と場帳を5年分すぐに書けと説教した。なんかリーマン辞めたら声が元気そうだ。一応ここ1年ぐらいの折れ線を張っておくね。緑(8306)と赤(8604)の鞘の開閉は実に規則的だろ?場帳では見えない時間と値のズレが一発で分かるから、30枚づつぐらい慣れて売買できるようになるとそれでゴハンが喰えると思うよ。
 僕は後場

8604         383      3-
8306         463    2-  と両方とも売りで出てみた。2週ぐらいして動きが出たら、売り上がりアンピンの後、バイカイの3連チャンぐらいで決まるかね?と見ている。詰まったら100枚づつ、猫はドーンと買いますよ.(笑)

貴女の明日に僕が出来ること

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ヤフーブログにはアクセス統計というおまけがついている。僕の直近の統計だと、毎日のベージビューが2400前後、訪問者数が500前、検索キーワードは「猫次郎」あるいは「白猫次郎」など。
性別は♂が85%、♀が15%、年齢層は40代27%、50代27%、60以上26%、30代14%、20代5.5% 10代1%となっている。

 どんな業界でもそうだが、天才は幼少期から専門に一つのことを人に多くを教わらなくてもずっと続けて、動作が全て反射的によどみなく動くという特性がある。ピアノ、囲碁将棋、テニス、水泳や野球ととにかく例外は無い。プロ相場師も同じで例外は無い。
毎日来る500人のうちで、プロになれそうな人は30代以下の多くて20%の人の中の多くて5%だから500人の20%の更にまた5%だと最大5人ということになる。やるべき事を確実にこなして、適度に練習を怠らず、相当規模の資金の準備が出来て、さらに運の強い人ということだから、まあ5人もいれば多いかねとも思う。40代以上の80%はまず絶望的に不可能で、理由は人生の残り時間がない、変化に対する思考と行動の柔軟性が無いという理由である。
 教えるのは道楽だから、僕はこの5人に向けて全てのテキストを書くと同時に、絶望的な95%に向けては、実力で勝つのは無理だし、大半の努力はすべて無駄になるだろうから、手抜きでなんとかマグレで当たる方法を書く。そうしないと希望がないからだ。金が無くても幸福にはなれるが、希望がないとそれは無理だろう。だからわずかな希望を書くが、それは大半が実現しないだろうと思う。人生とはそういうものである。

 さて金曜日には地獄の鍋の底の蓋が開いた。さすがに先進国英国の民主主義はグローバリズムを否定して自国の独自性に回帰しようとしているから、これを見てある意味でバーニーサンダースとトランプは喜んでいるだろうと思う。方向と思考の差があってもこれから彼らが行おうとすることは「社会革命」であるのだから、経済的な成長などという概念は当面の政策目的には入っていないからである。キャメロンが敗北によって退く。阿部とメルケルがこれに続くのか?当面の政治的な関心はこれにつきるが、両国とも「変化したくない国民性」という意味ではしばらく絶望的なんだろうと思う。

 2、3、5、8、13、21、34、55、89,144,233,377

この数列を見て「ピンと来た」人はセンスが良いと思う。知っている人が多くはいないのだが、フボナッチ数列だ。まさに酒田罫線の向かい玉のポイントそのもので、バランスの美意識というものには世界で共通のものなのかと驚く。バランスを欠いている状態というのは長くは維持できないというのが宇宙の法則なのかもしれないとも思う。
現在、日本の株式市場で最も取引金額が大きいのは1570 野村日経レバという銘柄だ。15年6月24日が年初来高値で18830円をつけていたが、1年かけて今年の6月24日金曜に8760円の年初来安値を叩いた。1年間、ずっと下げっぱなしの暴落で半値以下に叩かれてまだ止まっていない状態である。つまりこの1年は「買いから入った玉」はセンスが悪くて効率も悪かったという事で、「戻れば売れ」とずっと僕の書いたようになって来た。売ればどんな馬鹿でもそのうち利食いという事である。それが出来れば金なんて向こうからやって来るから金儲けは実に容易である。自分が出来ていないとすれば少なくても感覚が鈍くて相場には全く適性がないから損切りして諦めて相場は辞めろ。家族が悲しむ前に辞めないとどこかでいつか金塊を盗んで捕まるか電車に飛び込む馬鹿になると思われる。


さて2/8の安値を下に切ったものが増えているということは、一番底はこれからつけるという意味である。リーマンでも、大震災の安値でも必ず数ヶ月以内に大きな深い安値の2番底が必ずあるものだ。今回も恐らく日柄と黄金分割から7-9月期のどこかでそれをつけるだろうと思われる。そのコツンと来た所を4年ぶりに貴女は大きく買えるのか?そしてそれまでは売り続けることが出来るのか?という部分が相場の胆という事になるんだろうと当て屋の猫は感じている。前回13年に210円で売ったエンシュウ製作は56円と1/4に叩かれた。398円で売った光世証券は96円を叩いた。どれも4倍以上で利食いをしたものばかりだ。半値八掛け2割り引き以下に(絶対安値といわれる水準)を下に切ったものが表れた。そろそろドテンの準備をしたほうが良いだろうと当て屋の猫は思う。

幻想が壊れる時

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 不足する需用と有り余る生産という構造問題を世界規模で実現したのがいわゆるグローバリスムだと僕は思う。その不等式の大きなアンバランスをこの主義はある記号で満たそうとする。その記号とは「マネー」という記号である。経済学の基礎的な知識が前提として参加者全員に均等にあるのなら、働く人も働かない人ももう少し現状に対して「全体合理的な振る舞い」をしそうなものだが、国や地域や歴史によって、生産と消費と貯蓄に関しての質量と倫理と習慣が大きく異なるせいで、実現が困難な状態がずっと続いて行く。
 英国のEU離脱の是非の判断を前にして、墓場から返ってきたジョージソロスは警告した。仮に英国民が離脱を選択するということは、英国は大きな困難を今後長い期間ずっと引き受けることになるだろう。ポンドは20%あるいは30%も減価して、英国民は大きな経済的な損失と苦難をこれから長い時間をかけて支払っていくことになるからだ。無謀な賭けは失敗に終わった。後に残されたモノは「市場」である。市場は変化を価格と数量に織り込むという特性を今後も遺憾なく発揮するのだろう。
6月24日は世界中の市場で240兆円の記号が一日で吹き飛んだ。そんな日にごく限られた少数の投機家は、普段より大きな利益を手に入れている。
r>gがここでも世界を支配しているのだ。英国の決定はそういう法則の否定の新たな試みである。やがて多くの追従者が現れるだろう。EUという幻想が壊れる時が来たのだろう。

「英国に続け」と気勢=各地で反EU投票の動き
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時事通信6月25日(土)14時26分
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オランダの極右・自由党のウィルダース党首=2015年6月、ブリュッセル
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google_ad_section_start(name=section1) google_ad_section_start(name=section2)  【ロンドン時事】英国が国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を決めたショックは24日、瞬く間に欧州全土に広がった。戦後の欧州統合が台無しになりかねない事態に身構えるEU当局者らとは対照的に、「反EU」「反移民」をスローガンに掲げる各地の極右・新興政党は「英国に続け」と気勢を上げている。
 「EUのエリートたちは敗北し、新たなスタートを切る時が来た」。オランダの極右・自由党のウィルダース党首は英国民投票の結果を手放しで歓迎し、次は自分たちの番だと訴えた。
 オランダは1952年、フランスや西独とEUの前身に当たる欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)を設立した「原加盟国」。しかし、急速な統合強化には反対の立場で、英国と良好な関係を保ってきた。自由党は来春の総選挙に向けて支持率トップを走る。
 今月公表された世論調査結果によると、「オランダでも国民投票でEU加盟の是非を問いたい」との回答は54%に達した。ウィルダース党首は声明で「われわれは国、カネ、国境、移民政策を自らの手で管理する必要がある」と強調した。
 反EUのうねりは北欧でも脈打っている。デンマークやスウェーデンの極右政党は、EU残留か離脱かを問う英国同様の国民投票を要求。欧州債務危機でドイツとともに緊縮財政路線を張ったフィンランドでは、ユーロ圏からの離脱を問う国民投票の実施を求める声が出ている。
 イタリアの新興政党「五つ星運動」も、ユーロ離脱の国民投票の実施を目指している。19日のローマ市長選では、同党候補が当選を果たした。
 昨年7月、財政危機のギリシャはEUとの金融支援協議のさなか、国民投票を突如実施。EUが要求する財政緊縮策に「ノー」を突き付けた。EUに対する国民の不満が爆発した点は英国民投票と同じだが、ギリシャ国民の大半はEUやユーロ圏からの離脱までは望まなかった。結局、チプラス首相は民意に逆らって緊縮策を受け入れ、国家破綻を免れた。
 ロイター通信によると、チプラス首相は英国がEU離脱を選択したことは欧州にとって「マイナス」と指摘。EU加盟各国は「より良い欧州」の実現へ協力していく必要があると語った。
 金融危機、ギリシャ危機、ウクライナ危機、難民危機と何年もほぼ途切れなく非常事態が続く欧州。EUは、存在意義そのものが問われる重大な試練に直面している。 

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落ちて来るナイフと自分も一緒に落ちるのよ

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欧州連合(EU)離脱を問う英国民投票は接戦の末、巷間の予想を覆し、離脱派が勝利した。今後起こり得る展開について、為替見通しへの影響も含め、整理してみたい。

 まず、今後の英国はリスボン条約50条に沿って離脱手続きを粛々と進めることになる。同条は「欧州理事会(=EU首脳会議)における全加盟国の延長合意がない限り、脱退通知から2年以内にリスボン条約の適用が停止される」と規定するものである。つまり、今後の重要な節目としては(近日中に欧州理事会へ脱退通知を行ったとして)2018年6月が注目される。

■ 叩き台になるのは「カナダ・モデル」

 言い換えれば、2018年6月までに英国はEUとの「新たな関係」を交渉し、確定しておく必要がある。この点、過去にEUと特別な政治・経済協定を結んだ一部の国々のモデルが参考になる。これらのモデルに関する仔細な分析は類似の論考が出ているので本欄では割愛する。

 結論としては、単一市場へのアクセスを一部諦めつつ、EUからの介入を遮断した上で、交渉によってはうまく付き合っていける余地を残すカナダのように、包括的経済貿易協定(CETA)をEUと締結する道を探る公算が大きいだろう。英国におけるEU離脱派はこのカナダ・モデルを叩き台として、現状よりも旨味のある対EU関係構築が可能だと考えているからこそ、離脱を主張してきたわけである。

 これはあくまでも対EUでの関係構築であって、英国はEU以外とも「新たな関係」を構築し直す必要がある。EUは現在、53の国・地域とFTAを結んでいるが、離脱に伴い、英国はこれをすべて喪失する。すべてを復元するためには長い年月がかかることは必至であり、しかも、現在締結しているものほど良好な条件になるとは限らない。

 なお、オバマ米大統領は米国とのFTA(自由貿易協定)交渉に関し、離脱した英国がEUより優先されることはない、と述べている。最悪の場合、英国はEUと何ら特別な互恵関係を結べず、WTOベースの貿易関係、要するに最も基本的なルールの適用に甘んじることになるかもしれない。この場合、英国はEUに対して何ら義務を負う必要はなくなるが、巨大な単一市場を横目にしてそのメリットをまったく受けないということになる。最悪といわざるを得ない。

 離脱によるメリットを感じられない時を過ごした後に実施される2020年5月の英国総選挙では「EU離脱は正しいものだったのか」が争点になる可能性が高い。

 注目は今後2年間の英国とEUの交渉に移るが、離脱した英国にEUは一切の手加減をしないだろう。2018年6月までの間に英国、EUの双方が納得の行く合意を円滑に形成できれば良いが、EUからすればここで甘い顔をするわけには絶対にいかない。

■ 「離脱の連鎖」は起きるのか? 

 離脱が実現した場合、EUにとって最悪の展開は「離脱の連鎖」が起きることである。英国が「蟻の一穴」となり、ギリシャは元よりフランスやイタリアなど、通貨ユーロの下で不遇をかこっているセミコア国に対し類似の思惑が高まる展開こそ、EUの政策当局が最も忌み嫌うものである。

 来年以降の政治日程に目をやれば、春にはフランス大統領選挙、秋にはドイツ連邦議会選挙がある。英国離脱が、ただでさえ各国で勢いづいている右派ポピュリズムの「追い風」になることは確実であり、EUは英国に対し、厳しい立場を貫くはずだ。

 こうした状況では、「新たな関係」を巡る交渉において、EUがそう簡単に英国にとって都合のよい協定を用意するとは思えない。過去に幾度となく行われてきたEUの英国に対する譲歩は、結局のところ、英国のEU残留に向けた温情という意味合いが強かった。もはや離脱することを決めた英国に対し容赦する必要がないと考えるのが自然であろう。

 また、英国に譲歩するほど、それは第二、第三の離脱候補に対してインセンティブを与えるようなものである。そう考えると、「カナダ・モデルのもとでうまく立ち回る」という英国側のシナリオも実現はかなり難しいように思える。EUの内輪揉めはこれまで"なしくずし的"で、よくいえば中道、悪くいえば中途半端な解決策を模索することが多かったが、本件に関しては一切の手加減をしないという交渉姿勢で臨むだろう。

離脱が与える英国経済への影響に関しては、直感的に、対英直接投資の減少、対英証券投資の減少は不可避と思われる。

 仮に、EUから離脱して、なおかつ欧州経済領域(EEA)や欧州自由貿易連合(EFTA)からも距離を置く場合、英国は現在享受している共通関税や単一市場ルールに絡んだメリットなどを喪失することになる。EUから離脱しEEAにも加盟しないことは、税制面でメリットを感じていた民間企業が、英国から流出する誘因となる。

■ 金融機関は拠点の再考を迫られる

 また、域内金融機関に認められてきた単一ルールが適用除外になることも大きな影響を与える。1993年1月以降に域内金融機関に認められてきたユニバーサルバンキング・ルールやシングルパスポート・ルールなどが適用されない道を、離脱後に選んだ場合、英国における許認可をベースとしてEUで業務展開していた金融機関は拠点の再考を迫られる。

 そのような金融機関はEU加盟国いずれかに業務を移管し、そこで許認可を再取得すれば再び単一ルールが適用になるため、やはり予想されるアクションは「英国からの脱出」ということになりそうである。

 また、既に大手格付け会社が離脱を受けて格下げの意思を表明しているように、EUから離脱すれば、もとより巨額の双子の赤字(財政赤字&貿易赤字)を抱える同国の資金調達を巡って、不安が高まる可能性が高い。こうした動きは英国の金融機関の資金調達コスト上昇に直結し、国際金融市場の大きな懸念材料となり得る。

 なお、火種はまだある。2年前に独立を賭けた国民投票で市場を賑わしたスコットランドは英国の離脱が決まった場合、住民投票を再度行う方針を明らかにしているし、北アイルランドも同様の意思表明をしている。EU分裂よりも大英帝国分裂のほうがよほど現実的に心配されるリスクだ。

 これらに比べれば瑣末な論点ではあるが、残されるEU27か国にとっては、EU4大国の一角をなす英国が抜けることで、その他の国への予算負担が増すなどの論点はあり得る。

日本への影響は直接的なもの、間接的なものの2つにわかれる。直接的な影響としては在英日系企業をめぐる動きである。上述したように、シングルパスポート・ルールをテコに業務展開してきた金融機関は拠点の再考を迫られそうだが、事業法人も類似の悩みを抱える。

 例えば、英国に工場を設立し、そこから巨大なEU市場をターゲットに輸出していた企業などは影響を受ける。EUという関税同盟の下で構築されてきた部材の供給体制(サプライチェーン)に英国が組み込まれていた場合、離脱後は英国抜きの体制を再考する必要が出てくる。もちろん、関税同盟の下では免除されていた事務手続きが復活することなども英国離れの一因となろう。英国にとっては雇用・賃金環境の悪化を介して、景気の下押し要因になる。

 間接的な影響は、円高を介したものである。日本の輸出企業は英国のEU離脱を受けて、サプライチェーンの毀損に加え、通貨高の逆風を受け、ダブルパンチとなる企業も出てきそうである。そのほか、英国のEU離脱自体が欧州景気を冷え込ませるとの見方もあり、対ユーロ圏向け輸出の下振れという格好で日本経済に逆風となる可能性もある。いずれにせよ英国のEU離脱は日本経済にとってもろくな話になりそうにない。

■ ドル安は加速、「90円台」が主戦場に

 最後にG3通貨(ドル、円、ユーロ)を中心とする為替相場への影響を検討してみたい。この点、筆者の見通しは、英国のEU離脱決定を受けても何ら変わっていない。

筆者は前回の記事(『米国は6月利上げでも、後が続かない~金融政策は通貨政策に収斂される~』)では、特定の通貨ペアに限らず、今後の為替相場の読み解く上での鍵は米国を取り巻く「ドル高の罠」ともいえる苦境だと解説した。 現状の世界で利上げを検討できる中央銀行がFRB(米国連邦準備制度理事会)だけである以上、FRBがそれをほのめかせば世界の運用難民が米国へ押し寄せ、その結果、ドル独歩高がその都度強まることで米経済が思わぬ引き締め効果を被り、FRBはハト派に傾斜することになる。結局、利上げをしたくてもドル高が怖くて動くに動けない、という悪循環が「ドル高の罠」である。

 英国のEU離脱がこうした「ドル高の罠」に対し与えた影響を考えるとすれば、「世界で利上げを検討できる中央銀行がFRBだけ」という前提自体が揺るぎ始めたということだろうか。いずれにせよ今回の一件によって従前のドル安見通しは一段と加速したと考えざるを得ない。

 さらに言えば、英国のEU離脱は、米大統領選挙において、同種の主張を振りかざす共和党候補のドナルド・トランプ氏が勝利するリスクにもつながる材料でもあり、やはりドル相場の再浮上を予想するのは相当、勇気が要る。

こうしたドル相場に対する認識を踏まえた上で、円、ユーロの個別要因を検討する。まず円に関しては、過去の筆者の記事(『ドル円は購買力平価の100~105円めざす』などをご参照)でも述べたように、6月に入ってから見られている「100~105円」という価格帯は、注目されやすい購買力平価(PPP)が密集するエリアになる。 そこへ至るまでのペースがあまりにも速かったという論点は別途あるものの、現状は然るべき水準に戻ってきたという認識が適切になる。1つのイメージとしては実質実効為替相場の長期平均への回帰を実現する95円程度が挙げられ、7~9月期には90円台を主戦場とする相場にシフトしていると予想したい。

■ 脱落者が出ればドイツのウエイトが高まる

 片や、ユーロはどう考えるべきか。今回の一件が政治同盟として平和を希求してきた欧州統合プロジェクトにとって史上最大の失敗であることは間違いない。それゆえ、ある程度は軟調な推移になるのは致し方ない。だが、結局はFRBの利上げが頓挫する中で、ユーロ相場は底堅さを維持するというのが筆者の基本認識である。

 そもそも「政治同盟としての戦略破綻」と「残された加盟国から構成され存続する通貨ユーロの地力」が直結するとは限らない。過去のあまたの危機のときと同様に、今回も、EU崩壊をはやし立てる論調が散見される。だが、そのような声は往々にして行き過ぎである。

 上述したように、離脱した英国にEUが手心を加えるはずもなく、今後、同国は「みせしめ」とされる可能性が高い。EUが離脱国としての「よいお手本」になれない限り、第二、第三の離脱国が表れ、EUが崩壊するというシナリオはあまり信を置けない。少なくとも崩壊を騒ぎ立てるのは英国経済の行く末を見守ってからでも遅くはないはずだ。

 何より、世界最大の経常黒字と高めの実質金利というユーロの地力の強さは英国離脱後も変わるものではないため、通貨分析上、筆者はしっかりと考慮していきたい。事実、離脱決定後も大してユーロは売られていない。
英国のEU離脱がユーロ相場の動きに直結するかどうかは、結局のところ、ドイツを中心とする残された加盟国の今後の立ち回りに掛かっている。

 むしろ、「共通通貨圏から脱落者が出るたびにドイツ・マルクに近づく」というのが本質に近いようにも思われる。柔軟な発想でユーロ相場見通しを策定していきたい。

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東洋経済の記事を転載した。離脱によって何が起こりそうなのか?部外者の日本も金融市場や輸出入によって全てが部外とは言えないし、事実24日に一番に買われた通過は円であり、一番下げたのは東京とスペインとイタリーの株式市場だった。グローバリズムというのは他国の決定が日本にも大きく影響するのだ。結局、円も東京の株式も投機対象としては一番魅力的(ボラが高いという特性)だから、投機家は一番にそれを標的にするのだろうと思う。こいつを利用しない手はないのだが、その利用の仕方というのもコツがあって、そのコツを体得するのには最低も10年ぐらいの基礎をやる必要があるのだが、忠告を効くような人は実に少ないのが現実で、半端な借り物の知識とイイカゲンな道具、乏しい資金で大きな分不相応なスケールの相場をしようとすれば、結果がどうなるかぐらい馬鹿でも想像がつきそうなものだが、当人は真面目で取れると思っているから始末に負えない.(爆)
オケラになって泣きべそをかくぐらいなら可愛いが、お馬鹿はとんでもない足を出して悲惨な事になるのは昔から決まっている。相場の失敗は自殺、夜逃げ、心中、犯罪と不幸のてんこ盛りだから、最初から馬鹿は辞めとけと書いているのだが、それでも一攫千金を狙って欲張り者が毎日500-600人もこのサイトを覗きに来る。猿真似しても感覚がないから建てと落としがチグハグで利食いにならないのだろう。
史上8番目の下げで、リーマンショックよりも大きな値幅だったという事は、強気が油断をしていた所に意外な結果で投げさせられたという所。事実、後場寄りに先物が10分間、サーキットブレーカーが発動されたぐらい混乱していたのだろう。売り方が少なかったから買い戻しが少なくて値付が出来ないという事だろう。当然、火曜日の追証までは落ち着かないだろうと思う.二度も三度もは入らないから結局は投げ崩れて2番、3番と底をつけるのが相場の値動きのいつもの習性であると思う。だから戻れば黙って売っておくに越した事は無い。同じものを何度も何度も取れるのだ。6310なんて2週間で6回もバイカイですべて利食いで落ちている。これで当面のアメリカの利上げは延期になったから、円高が進むことは間違いないだろうから、当面日本株は下値を模索することになるだろう。95円の為替レートが今後定着していけば減益必至だから一気に不景気風が吹いて逆業績相場が鮮明になる。まだ値動きとしては、下げ切っていないし、底練りの段階に入っているものはまだ多く無い。
A   戻り天井の陰線拍子木(下影あり)
B   底値圏を底抜けした連続陰線(陰線坊主)

少し気が早いが晦日をあと数日に控えて、6月の月足を100本ほど鉛筆で引いてみた。大まかな分類をするとA Bの二つに分かれる。
Aの代表例は5707で半年近く戻して月足陽線で半値戻りで天井して、拍子木で陰転下ケースであり、セルインメイの典型である。去年と同じように5-6月が戻り天井となって、ここから暴落するケース。昨年は5707は500円から200円付近まで半値以下に暴落した。今年も2-3本2月から戻しているものは同様なタイミングと値動きになるだろうと思う。
 一方Bは既に底値圏に到達しているものの、一向にコツンと来ないでどんどん下値を切り下げて、前回のうねりの底値(大半は2011-2012年)に到達するか、あるいはそれ以下まで売られているものである。(例、日本コークス、三井松島など)
こういうものを持っているとどんどん金が減って貧乏になる。1年で半分とか1/3まで下がるので、低位株を買っている人の大半は、資産が半減してしまったろうと思う。無論取るには空売りしかないので、戻れば売れば宜しい。馬鹿でもしばらく期日までウリッパで待てば金になると思う。

 下げ相場の値動きの法則として絶対命題が一つあるのだが、「一端天井した相場は底を打つまでうねりながら下げ続けるという事実」である。
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戻っても戻らなくても全部売りですよ。

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金融株イロイロの折れ線グラフ

野村証券は27日、日経平均株価の2016年末の見通しを1万5250~1万7250円に引き下げると公表した。従来予想は1万7500~2万円だった。英国の欧州連合(EU)離脱が決まり、外国為替市場で急速に円高・ドル安が進行。金融市場の混乱を受けて米国の利上げが難しくなるとの見方も強まっており、「円安を背景とした国内企業の業績改善を展望しにくくなった」(野村証券の元村正樹ストラテジスト)という。
 円相場は1ドル=95~105円を想定している。27日付のリポートでは「『アベノミクス前の投資環境への回帰』というシナリオも相応の確率で意識せざるを得なくなった」と指摘している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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という事なんだそうだ。強気の野村が曲がって年末15000円と5000円ほど下値に変えたという事は「景気の悪化」がマジ明らかになって資産価格が下がる=つまりデフレ復活を宣言したようなものである。つまり3年前にアベノミクスなるリフレ政策でGDP600兆円の成長経済を復活とやったが、それが明白に失敗したので諦めましたという事である。ドル円が120円が95円になると25円、約20%もの減収になるのだから、減益率はそれ以上となって、下手をすると赤字化することもあり得るだろう。
日本株式の目先のピークは225で2015年6月24日だから、やはり1年も前に株価は景気に先行して崩れていたというお利口な優等生である。(毎度の事だけど、、。)
野村のストラテジストよりも、野村の株価のほうが数倍お利口なのは明白で、2015年7月の909円から今日は353円まで突っ込んでる。減価率62%と1年で約1/3下がってしまった。天井付近(みんながブンブン威勢の良い時がありましたねー、笑)で1億現物を買っていたら3500万に下がって6500万損になっている。だからさっさと叩き売る以外に損をこれ以上拡大しない方法はないのだが、100人が99人出来ないのである。「塩漬け」になったあとは死後硬直でもっと下がった所で恐怖で投げることになる。不思議なものでマジに底の底で投げるんだねえ、、、そういうアホな人は。
900円で現物を買って800円に下がった時に「エエイ、曲がったね。」全部現物を売って逆指しで 800円で同じ数量を空売りかけていれば今頃は、損を取り戻して大儲けなんだが、そういう操作を出来る人は1万人で1-2名という所かな?そういう事が自然に出来るようになることが「相場で喰うレベル」ということなんだがね。まあ無理だろうけど、、。
買い残が4200万、売り残が265万でどうやったら上がるんだろ?強気が全員ぶん投げて地獄の底の蓋が開くような安値を見ないと売っている265万の人は落とさないんじゃない?だって売り方のほうが元々100倍くらい上手いからねえ、、。最初から勝負はわかっているのね。

相手の動き(波の有り様と強弱と期間)に応じて、こちらの有り様を変えて行くというダンスのようなもんなんですよ。だから運動神経が鈍くて足腰が弱いと無理ですよ。リズム感とか運動センスが無いと転けちゃうので、年寄りは大怪我する前に諦めたほうが良いよ。身体が素早く動きっこ無いからねえ、、、。

バランスは大切

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エビそば

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スーラータン麺

 バランスの善し悪しというのがあると思う。例えば稼ぎと消費。時間で言えば仕事と遊び。このバランスが悪いと破産したり、金が余り過ぎたりするのだが、稼ぎが100で、消費が80とか90ならグッドバランスだろうと思う。でも金にはならないと思う。ところが稼ぎが100で消費が1とか3とかだとどうにもならない。1日100万稼いで3万しか使用しないとそうなる。これが30万で1万でも同じことだが、本日の利食いのように33万で3000円だと100対1になって、貯蓄過剰というか消費不足で需要が足りないということになる。今の日本の現状はだいたいこうなって需要が不足しているが、欲しい物がないのだからどうしようもない。相場をやれば嫌でも金になるから解消する方法がないのである。
 今日は雨が振って少し涼しかったし、マダムが来ているので外食でもするかということで、エビそばというのとスーラータン麺というのを熱海で一番マシな高級中華料理店で食べているが、代金は2300円ほど。100対1でバランスが悪い。10万使っても33対10で良いとは言えないが、そういうお店は熱海には全くないのだ。六本木の中国飯店か銀座に行かない限りは無理である。この30キロ以内で一番高級はお店は強羅花壇と富士宮のビオスだが、お泊まりすると一人15万だが、食事だけだと2万しかしない。車で1時間走るほどのもんじゃないねと思う。
 相場で一日100万稼ぐのが容易に出来るようになるには僕の場合は20年ぐらいはかかったと思うが、出来てみるとそんなに素敵なもんでもない。金を使うのが面倒だし、第一もう欲しい物が思いつかない。それでポジションサイズを減らして1/10とか1/20にして、ちょろちょろと練習売買みたいなサイズで売っている。現在は3000万ぐらいの売り玉だ。でもクルクル回転すると半年ぐらいで5割ぐらいの金が増える。家もあるし、車も温泉もあるし不足するものは一つもない。不足するもが「欲望」なんだから実に困るのだが、欲望とは身体的な物である場合には限度がある。
例えば、ジャンボジェットが欲しいとか潜水艦が欲しいとか言えばすごくたくさん稼ぐ必要があるし、するとイーロンマスクとかトランプみたいなビジネスマンになるのだろうが、こちらは仕事は元来大嫌いで何もしたくないから、そんなスゲーものなんかホントに邪魔で欲しく無いのね。置き場所を考えるだけでも嫌になる。貧乏人の息子だから本物のお金持ちの事を知らないので安上がりなのだ。今月のGQという雑誌は「本物のお金持ちの研究」だから興味ある人は読んだら良い。豪邸に住むと言っても300億ぐらいの豪邸なのだ。考えるだけで頭が痛くなりそうだと思う。
 マダムと猫と自分がなんとかみみっちい贅沢が出来れば良いという他愛無い欲望の質だから大金はいらないのだね。何億かあると余ってしまう程度の欲望であるから、働くのは無意味で無駄だ。

 でこういうホンネを書くとイヤミだから嫌われるのだが、俺を知っている人は会ったらマンマそのブログのままなんで驚く。「あんなに怠け者なのに俺より良い暮らしをしている」と100人が100人感じるらしのだ。きっと努力の方向と性質の差なんじゃないか?と思う。これを間違えると資本主義社会ではちっとも効果がないという事を知らない人が多すぎる。みんな同じ場所で同じ方法で同じように考えて行動して失敗している。(失敗というと全員に反発を喰らうのだが、必死に働かないと喰えないという状態は、何もしないで遊んで豊かな暮らしをしている人から見れば明白に仕事の失敗である。費用対効果が悪いのだね。つまり労働(生産でも良い)が差異化できていないからだが、その自覚はほとんどないようだ。だから結果がダメなのね。もう100%明白である。
こういう風に書くとまた「くそじじい」に「はやく死ね」と書かれるね.(爆)

金なんて使えないほど有っても意味は無い。面倒なだけだと思う。全然無いと困るけどね。ほどほどが良いというのはハルトモさんに指摘の通りだろうと思うね。

投資雑誌のツカイミチ

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どういう値動きをしているのかという感覚とか感じを掴むということが(つまり変動感覚と林の爺さんは言ったね)、売買に上達する上で最も重大な要素なのは言うまでもないが、そういう方向性で努力をしている人は投資家1000人でおそらく数名いるかいないかだろうと思う。グラフや場帳、玉帳という道具はそのためにあるのだから、大工にとっての鉋や鑿と同じだし、料理人にとっての鍋や包丁と同じだからないと仕事にならん。当て屋ではなく、技法とか技術で取るという前提なら(猫は当て屋の要素満載でそれに少し技法を入れる取り方だが)、尚更それに応じた道具の整備というのはお金儲けの基礎の基礎だから、まずそれを自分でなんとか作ることからしか「仕事としての相場」は始まらないとクドい話をもう300回は書いているが、読んでる人で道具の数量的なレベル的に合格しているのは見ている限りではたったの数名(ベトナムさんとヒロさんと緑の狐さんぐらいか?)だから、書いていることをストンと納得できないのは当然だろうと思う。
 宮大工も陶芸家もピアニストも基礎は伝統芸だろうと思う。相場師も同様だから現代風のやり方も無論あるんだろうが、昔からのやり方は実績があって事実これで喰っている人が相当数いた方法だから誰がやってもそれなりに結果が出やすい。(ただし注意点をずっと自分で守るのは相当に難しから、基礎が固まる10年以内にオケラで退場する比率が98%以上だろうと500名ぐらいに教えた統計からは思う。)

 どんな値動きだって、天井と底の往復に過ぎないから(天井と底の長短、大小が無数にあるから難しいのだが、、)、実際にその天と底の(数十年から数日まで、あるいは数時間まで)動きに慣れを作る方法論をきちんと自分で作る以外に方法はない。初心者は判断基準が無い(感覚が無い)から、何か自分以外の基準で感覚を作るしかないのだが、逆張りなら酒田罫線法、順張りなら中源線とムカシから伝統芸がある。好きなモノで良いがちゃんとした筋のものでないと使い物にならんと思う。

 Fujisanというアプリがあって、これで僕は雑誌の支払いなんかをしているのだが、ここでタダ読みで雑誌が少し読めたりする。今月はダイヤモンド zai  という投資雑誌を冷やかしで見てみたのだ。5月号だから3ヶ月前ぐらいだろうと思う。中で推奨株で銀行と証券があったのだ。
 オススメ銀行株は以下だった。買いの推奨価格は3/8終値だ。
                    本日時価(6/29)
みずほ   178円          149円
三菱UFJ       538円         461円
セブン銀行  498円         315円
三井住友   3545円       2923円
琉球銀行   1235円       1027円


5つとも買ったら曲がって大損になっている。まあ雑誌を書いているライター自体が馬鹿だからそうなるのは当然なんだが、「馬鹿とハサミは使いよう」という格言があるのだから、この記事も使い用はあるのだ。
この5つを全部「買い推奨ではなくて、空売り推奨」に買えると全部が全部大きな利食いになる!!
ド下手の僕のブログの読者にも何度も同じことを書いているのだが「自分が場帳を書いている銘柄が買いたくなったら逆に空売りしろ!」というとまずほとんどが当たるのだ。
この人なんかお会いしたことは一度もないが、数回(3-4回)「馬鹿、買うんじゃねよ、売るんだろ!」と書いても買って実際に何度も損になっている。過去ログを読んだら良い。
月足、折れ線、場帳とちゃんと書いていても変動感覚が全くゼロだから下げ相場を買って失敗している。アホな雑誌の読者と同じことになってしまう。馬鹿なんだから間違っている自分の逆をやったら大儲けになるがそれが出来ないのである。これを俺は「鴨」と言うんだろ?(爆)

今ならこの雑誌を買って、巻頭の買い推奨をみんな空売りするときっと100%利食いで大儲けになると思うな。下手な人はやってみ?と思うね。

仏の顔も三度まで

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 商売のコツというのは行動学的に考察すると「相手の立場にたって考えて行動しろ!」ということに尽きるんだろうと思う。こうすると客ウケが良いので、リピート客が増加して儲かる。世界中でなんでもそうだろうが、金儲けというお仕事は再販売とか繰り返しとか相手が何度も来てくれないと継続して順調に売り上げ利益は増えないのだ。
相場だって同じ事で、相手が誰かに応じて相手の好みを感じ取ってこちらはどうするのか?ぐらいは怠け者の僕だって多少は考える。現在の東京市場の売買代金ウエイトの6-7割が外人さんでその多くがHFだという事実を取らえれば、明らかに先物の空中戦が主体であるのは必然だろう。だから大きなレバをかけて大きな振幅が出ないと利食いで逃げにくい相場になるんだから、値動きと日柄の限界の特性を場帳から読み取るというぐらいの繊細さは無いととても長い間この世界で飯をずっと喰って行くなんて芸当は出来ないと個人的には思う。自分の周囲にどれぐらいの数の相場の専業者がいるのか自分で具体数を数えてみたら良いだろう。WEB上の数値ではなく、実際に自分が会ったことのある数である。そんな多くはないだろうと思う。腐るほどサラリーマンがいるのは毎朝の電車に乗っていればいやでもわかるだろうが、多分個人の専業で相場で飯を喰っている人は年に何度もは電車には乗らないと思う。僕が最後に電車に乗ったのは4年前だった。旅行で京都往復の新幹線グリーンに乗ったのが最後である。ということは普段は表面にはめったに世間に表れないという事だろう。無駄な事(毎日通勤で移動しても建て玉の効率には一切関係ないし疲れる分だけにエネルギーを使用するのは無意味というより損失)だからしないという事で、移動する事自体がマイナスしかないからだ。僕が面識のある専業者は43年間でたったの3名だ。それももう6年も誰とも会っていない。


 リンダラリーやタートルズの手法を見ていると、その多くが酒田の伝統芸とそっくりだったりするのだから、やはり彼らも値動きの特性に応じて玉の操作をしているわけであり、その期間と規模に個人の特性が出るんだろうと思う。トレンド(方向性)が生まれて、一定期間継続して、また小さな反転が起こり極点を経てまたトレンドに戻るという反復によって波が構成されているという考え方でエリオットウエーブは成立しているが、その日柄や値幅の特性を、フィボナッチ数列や黄金分割比で合理的に説明しようとしたのがエリオット波動理論で、いかにも合理性が好きな欧米人の理屈だねえとも思うが、使用する数値の選択は任意だから、そのつど結論が真逆になることも多くなるのは当然だから、どちらを選ぶのかは結局は個人の感覚判断以外にはあり得ないという事になって、まあ理屈のようにはなかなか当たらんねと苦笑することが当然という経験を誰もがそのうちきっとするんだろうとも思う。
 その点で酒田罫線法という逆張りの建玉法は日本独自の心理的な方法論であり、伝承されてきた特性の最も胆の部分とは「線組と新値」ということに尽きるんだろうと思われる。
林さんが定本を書いているが、その元となった「小豆の罫線」と比較してなるべく平易に一般化をしたかったという文体上の形跡があるが、道具の特殊性から考えて一般化することは恐らく困難だろうと思われる。差異化された方法論は有効性と持続性が高いが、手間がかかるから面倒でアマチャアウケしない。もっと時代はお手軽なコンビニ商品が好きだからだと思う。

酒田を一言で言えば「仏の顔も三度まで」という古来の格言に尽きると思う。反発の、あるいは反落の新値の限界を言っているこれは、東洋的な反復の持続性の回帰的な限界性を現すという意味できわめて宗教的(仏教的)である。そう言えば、林事務所がやっているFAI投資法というのも元はある大阪の宗教団体が活動資金を増やすために考え出した方法論のアレンジだったはずで、どこか相場の見切りと宗教心理には通底するものがあるんじゃないかと哲学好きの僕は思うのね。文化的であると事は一般性と持続性が高いという意味で何度も成立するから、飯の種になり得る知性なんだろうと思うが、考えてみると特許申請されたという話は聞いた事が無いね。もっとも特許料から得られる利益よりは、それを一般化しないほうの利益のほうが断然大きいことを考えれば、まあそれも当然かとも思うのだが、、。

底を打つまで空売り続ける

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シコシコ月足の更新をしているが、はっきり言って毎月で飽きるがまあ趣味だからゆっくりとやる。今夜で7割ほど終わったからあと2日で完成かね。
 さて下げ続ける金融株の中で、一番わかりやすい証券株をグラフで比較してみると良い。全部お辞儀をしているが、8604は1年で1/3ぐらいまで叩かれているが。8617は2013年の高値からは1/4である。
つまり天井は低位株ほど早かったことになって、およそもう3年も下げ続けてこのままいくと「言って来い」で12年安値(8617だと40円ぐらい)まで下げそうである。ここから更に半値になると、225はきっと12000円前後まではあるんだろうと思う。エリオットの第二波は突っ込みはキツいのが特徴だ。
底値(12000円前後)から今度は大きく切り返して、225で3万円を抜いて行く増大な相場になるんじゃないのかと僕は期待しているのだ。
それ以前に、ドイツ銀行とサンタンデール銀行の破綻が表面化して、リーマンショック程度の市場の崩壊が起きるかなあと警戒している。キッカケは中国への融資の不良債券化を恐らく回収不能となるだろう。ストレステスト不合格となったが、ソロスはそれをずっと以前から警戒していた。おそらく1年以内にアメリカは不況に突入するだろうし、「利上げ」どころか「利下げ」の検討に入るだろうと思う。ドルは買われるが円は更に買われて90円程度が定着すると思われる。

 今回は金融緩和で、実物投資はダメで金融の金余りで景気回復を日銀がやろうとしてご覧のような失敗となった。一端天井した相場は、底を打つまで下げ続けるという絶対定理に従って「空売りだけして」いれば宜しいということになる。戻れば売れ、下げても売れ、底を打つまでという戦術が正しいと思う。

買いにドテンしても大きくは取れないと思う。しばらくは底値圏での底練りになるから値幅は期待できないと思う。

銘柄と時期が同じでも結果は正反対なの

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福ふく亭  醤油全部乗せ  1100円

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      塩 全部乗せ  1100円

日曜日に伊東までドライブがてらお出かけした。実は友人からの情報で、旨いラーメン屋があるという。「福ふく亭」という東京ラーメンで醤油と塩があるらしい。つけ麺は無いそうだ。

ということで、グラフばっか書いているのも能が無いし、書いたら買い銘柄はゼロで、空売り銘柄ばかりが目立つのは、僕自身が循環論者でサイクルからは下に行くねえしばらくはと感じているせいだろう。だからもう崩れてしまったものよりも、これから崩れそうなものばかりを記事にするのだが、それを見た人が猿真似をして空売りをするとまず10中8、9は踏み上げを喰らって大損をするケースが多発する。これは高値圏で正確な逆張りをクルクル出来る人だけが崩れまでをクルクル利食いで凌いで、その後の大下げを取れるケースだから、相場のステージの中でも結構難しい場面だから、まあ大半のアマチャアは張り過ぎで資金を何割が削る場面となる。腕の有る無しがそのままの結果だから(感覚と技術ということ)、シホさんやムサシさんは損で僕が利食いで何が悪い?ということにまあ98%ぐらいの確率でなるんだよ。基礎をちゃんと10年ぐらいやらないと大きく売るのは無理かも?と思うね。

 だから自分の取れる場所というのがわかるというのも当然腕のウチという事になって、下手な人は見ているだけになるんだろうと思う。それが悔しくて買いで出ようものなら、資金の大半を無くすということになるうだろう。待つのもお仕事で、実際総長やベトナムさんはジッと待って買い場を待機しているんだろうと思う。

 九電工、日証金、特殊塗料、森永、ライオン、ニチレイ、ヨコレイ、松井建設、スクリーン

以上はまだ崩れていないから、バイカイで入って残りの上げとその後の天井の往来を売りで取れるんじゃあないかなあとも思っている。
阿部ちゃんがサミットで、現在の世界経済はリーマンショック直前と似ていると指摘して、参加者から苦笑を買ったという記事を読んだが、この点は結構イケテルなんじゃないかな?と僕は感じるね。ドイツ銀が飛んだら、メルケルどうすんだろう?あまり中国を信頼しないほうが良いと思うね、何せ1国ニ制度の矛盾した国なんだからねえ、所詮グローバリズムも航行の自由もどうでも良いのだから、、、。

買ってダメなら売ってみな

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6217

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6217    1969年より


8011  三陽商会が本日、上場来安値147円をつけている。BPS518, 4円配当だが、赤字だから今後無配になる恐れは十分だ。今年からバーバーリーを撤退したから売り上げ急減で赤字化したという事で、それでも今すぐ倒産という事もないんだろうと思う。社員の2割をリストラで切るという事で、これもまた時代かねと思う。
訳有って、30年ほど前には商売の関係でおつきあいがあったので、企画部の人とは仲良しだった。彼はどうしているのかなあと思う。


 業績の悪化でここにきて安値で下に切るものが増えている。景気循環株の中でも、低位株はずっと長期間無配で赤字のものがあるが、僕は機械株が好きで長いグラフをずっと書いている。6218のエンシュウとか6205のOKKとか工作機械株は好きで何回も何回も月足を書いているものもあって、同じものを4回ぐらい書いている場合もある。一番長いものは、1969年、僕がまだ14歳の頃のものがある。余りに長いので(全紙で3枚分)写真に納まり切らない。

写真の6218は
1971   安値    85
1975         80
1983        190
1989   高値  1190
1992   安値   274
2001         55
2006  戻り高値  457
2009   安値    41(上場来安値)
2012         59
2013  戻り高値  233
2016         52

こんなような安値と高値を交互につけておよそ50年、「半世紀をかけて壮大な行って来い」となっている。別段6218に限らないで、戦後経済の成長を全て吹き飛ばしてバブルの頃の1/50とか1/100に叩かれたものだってかなりあるから、高値を買った人は全員が大損になっているのが当然だろう。高値は売るものであり、安値は買うものだが、それは潰れないという前提で初めて成り立つ。

それでも僕は2000年の安値を買って2005年の高値を売ったし、その後も2012年の安値を買って
2013年も戻りを売って、それぞれ毎回3-5倍の利食いになったほうだから、平均的な強気の投資家の例外中の例外という事だろうとは思う。それでまた50円台になってきたので今後は突っ込んだら少し試し玉を買いで入れてもまあいいかとも思うが、まだ早いから急がない。
上級者は実にひきつけてゆっくりと買うのだから、もっと引っ張って大きく突っ込んだ後でゆっくり拾うほうが後が早いし楽だから悪材料が出て、8011のように上場来安値を切ってから買っても遅くは無いだろう。41円を切れば30円台だから、少し戻れば100円で3倍に化けるということになる。
それまであと3-6ヶ月はかかるかな?と思えば、その間はまず買いを遅らせるために異銘柄6135をとりえず642で1-と売っておく。「戻り売り」ということで6/28に488の今年の安値を取り、そこから月足陽線2本で650まで戻ったから50円幅で売り上がればどこかで多分お辞儀になるんだろうということだ。
きっと6135が崩れてまた488を下に切ったぐらいから 6218だっていっと52を切って41になって、そこで止まらんと30円台に入るんだろうから、ぞれは8011と同じである。だから8011の場帳をつけていることが大事で、上場来安値を何本連続で更新するか?というような癖を見ている人は、買うにしてもゆっくりと買う。

6217が次に高値を取るのはきっと早くて2020年頃だろう。その前に41を下に切ることがきっとあるんじゃないか?とも僕は思う。長いグラフをたくさん書くとそういう値動きに玉を乗せるということが相場をする簡単な方法論だというのが理解できるようになるが、その操作が出来るようになるのには最低でも基礎を固めて10年では無理だろうと思う。

中上を読むと,,,

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桃太郎葡萄  ベトナムさんごちそうサマ、美味しかったです。

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カブリツキの花火


高級品の「桃太郎葡萄」というのをベトナムさんからお土産に戴いた。5日ほど冷蔵庫で冷やして昨日熱海の花火の夜に友人夫妻とカブリツキの席で花火を鑑賞しながら頂戴した。
甘くて美味しい!種がないのでそのまま皮ごと喰えという説明がありその通りに食べたが真球ではなく、少しスモモのような、お尻のようなくびれがある不思議な形をしている。関西にしかない品種なんだろうが、酸味はほとんど無く実に甘い糖度が高い葡萄だった。色はマスカットに似ているが味は異なる。
今年はフルーツに当たった年で、確実は北海道の旅行先から大きなメロンが届いた、毎度有りという感じ。この年になると楽しみというのはもうほとんど無いというか、何をしてもあまり感動をしなくなるという老化現象が始まる。生産的な事(仕事とか効率とか拡張とか)なんて、所詮はこの世の泡沫の迷い事なんだからというように、シレーと馬鹿にするようになってしまいどうでも良くなるし、。今日が過ぎればそれで良しというようなデラシネの猫日和、花火でも見ながらアクビをする毎日だ。

 日本が一番熱い時代の事を中上健次が「鳳仙花」で書いている。紀州の熊野本宮の路地と林業の町で繰り広げられる縄文の血筋の熱い血族の物語。
44歳で死ななければきっとガルシアマルケスより先にノーベル文学賞を取っただろう日本人の血族。
 15歳で最初の男に抱かれ、16歳で次の男と結婚して長男を生み、25歳までの
5人の子を産み(男2、女3)25歳で亭主と次男が病死して、女が生き残る血筋の世界。性と生と生殖と、多産多死の日本の最後の時代という事なのだろう。
中上を読むと長く生きる事はそんなにすごく大事な事じゃあ無いなあと僕は思うなあ。

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