KEYさんへ
大学院の演習が始まる。後期のお題は「家族論」。ところが初回の発表の渡辺さんは前期に発表できなかったので、後期の第一回に教育論の仕上げとして「寺子屋論」をお願いしていたのを私はすっかり忘れていたのである。(なんでも忘れる人間である。) まあ、子供の教育について論じるわけであるから、家族論と言えなくもない。...
View Article「共ー身体形成能力」について
雨の日の猫は眠いの、、。ずっと毛布で饅頭になっている。礼について 大学院では後期に家族論を講じている。 先週は小津安二郎に関連して「家族とは何か?」という本質的な問いをめぐって論じた。 だいぶ前に『ミーツ リージョナル』に書いた家族論が『村上春樹にご用心』に再録された。その中に私はこう書いている。...
View Article親族の基本構造 1
ガールフレンドの猫たちも寝ている またキムチ炒飯とキノコスープ親族の基本構造 1 大学院では今期は「家族論」をやっている。 今回のお題は「父親」。発表担当のマスダさんがいろいろな論者の家族論。父親論を引用してくれたので「父親をめぐる言説史」を一覧できた。...
View Article再びKEYさんへ
親族の基本構造 2父権性というのはフェミニストたちが正しく指摘するように男に「不等に高い評価を賦与するシステム」のことであるが、どうして男に「不等に高い評価を賦与する」のか、その理由は論理的に考えればすぐわかる通り、男には価値が無いからである。 だから、男性にのみ選択的に与えられるすべての価値は原理的に「不等に高い価値」なのである。...
View Article猫はマシマシ
月足を少し更新しはじめたが、押し目完了で反発開始が増えているような感じ。 これから去年と同じように凄く上がる気がする。(曲がるかもしれんけど、、、笑い) 綺麗にコツンで切り返し 海鮮ピラフは美味しいよ!
View Article若者の絶望と老人の希望
こんな時代だからこそ、老人は若い人の書いた比較文化論でも読んでみよう。 本書は「希望論」と名付けられている。担当編集者からこのタイトルを提案されたとき、僕は強く反対した。「こんな時代だからあえて希望を」ーーー1978年生まれの僕は、思春期をそんな大合唱の中で過ごし、そしていまも同じ大合唱の中で生きている。...
View Article引退爺の希望論
「引退爺の具体的な幸福ってなんだろう?」まあ僕の見る限り、爺より婆のほうが具体的に幸福感が強いしよく笑いよく遊びよく食べよく飲む。だから結果的に女のほうが大抵は長生きする。我が家だけみても。焼き鳥屋に行って僕はウーロン茶の400円だかマダムは大吟醸3杯飲むと5000円ぐらい、およそ通貨ベースでも10倍遊ぶ。これではいくらやってもかなわない。ハルトモさんのご家族もマダムは200万円の豪華海外旅行だが、...
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